使い分けの違い

other、another、the otherの違いは? それぞれの使い方、用法を詳しく解説します!

間違えやすい other、another、the otherの違いと使い分けを徹底解説します!



マリ
マリ
皆さん、こんにちは。英語教師をしているイギリス人のマリです。今回は英語学習者がよく間違えて使いやすい「other、another、the otherの違い、正しい使い方」を紹介したいと思います。


英語を勉強していると、意味が凄く似ているけど使い分けが今いち分からない!という表現が出てくると思います。今回紹介する「other」、「another」、「the other」の違いもそいったテーマとしてよく取り上げられています。

そこで、今回の記事ではこの三つの英語表現をネイティブの視点でそれぞれの違い、使い分けを実際の例文を通して詳しく紹介していきたいと思います。

この三つの表現の意味はとても似ていますが「文法的な違い」がある事から英語ネイティブは必ず使い分けています。

とくに英会話の際に「other」、「another」、「the other」の使い方を間違えてしまうと、伝えたい意味が通じない可能性もが出てきてしまいますので、正しい使い方を覚えておくと役に立つと思います。










「other」という単語の意味と使い方


「other」は日本語で「他の」、「別の」、「その他」という意味になります。そして、「other than ~」というパターンを使うと「~以外」という意味にもなります。

「other」は複数形の名詞と一緒に使う単語です。単数形の名詞を使う場合には「other」ではなく、「another」か「the other」を使う必要があります。

例えば、「other people」(他の人々)という言い方をする事は出来ますが、「other person」(もう一人)という言い方をする事は文法的に出来ません。その場合には「another person/the other person」という表現を使う必要があります。




それでは、実際にネイティブの会話の例を通してotherの使い方を確認してみましょう。


ネイティブが「other」を使う際の例:



In England, tea is the most popular drink but in other European countries, coffee is more popular.
(イングランドでは紅茶が最も人気のある飲み物ですが、他のヨーロッパの国では、コーヒーの方が人気です。)


Have you got any other things to do today?
(今日は他にやる事がありますか?)


I’ve got other places to go today.
(私は今日他に行きたい場所があります。)


Other than English, do you have any more homework to do tonight?
(今夜、英語以外には他の宿題がありますか?)




「another」の意味と使い方


「another」は「もう一つ」や「もう一人」という意味になる単語です。「other」と違って、名詞の単数形と一緒に使います。

そして、複数形の名詞と一緒に使う事は出来ません。「another」に入っている「an」という部分は英語の「a/an/one」(一つ)と同じ意味になります。

これを覚えば「この単語はもう一つ・一つ」という意味になるという事が分かると思います。「another」は「違う・別の」という意味にもなります。しかし、その場合、必ず一緒に単数形の名詞を使います。

それでは、実際のネイティブの会話の例でanotherの使い方を確認してみましょう。


ネイティブが「another」を使う際の例:



Can I have another biscuit, please?
(もう一つクッキーをもらってもいいですか?)


This pen isn’t working. Can I borrow another one, please?
(このペンは中々使えない。もう一本借りていいですか?)


This cake is so delicious I think I’ll have another slice.
(このケーキは美味し過ぎてもう一枚食べたいです。)


It’s raining today.  Let’s go to the park another day.
(今日は雨が降っているよ。違う日に公園に行こうよ。)





「the other」の意味と使い方


そして、最後に「the other」についてですが、これはもう少し説明が難しくなります。なぜなら、この「the」という単語の使い方の説明が難しいからです。「the other」は単数の名詞だけではなく、複数形の名詞と一緒に使う事も出来ます。

もっと分かりやすく言うと「the other」は「残りの全て」という意味になります。文字で説明するとわかりにくいと思いますので、さらに例を使ってを説明したいと思います。

例えば、こんなシーンを想像してください。子供が二つの人形を床に落としてしまいます。母親は「人形を拾ってね」と言いますが、子供は一つの人形しか拾いません。

そのような際に「もう一つの人形も拾わせる」という際に「Pick up THE OTHER doll」という表現を使います。つまり、「そのもう一つの残りの人形」という意味になります。

もう一つ例を紹介すると、上記と同じようなシーンで「3つの人形」が床にあったとします。子供はまた一つの人形だけを拾います。その残りの2つの人形も拾わせるためには「Pick up THE OTHER dolls」という表現を使います。

つまり、この表現は「その残りの人形達も拾ってください」という意味になります。このシーンで、もし間違って「the other」ではなく「another」という単語を使ってしまうと、子供は「一つだけ」の人形を拾う事になります。

ですから、残りの落ちている二つの人形も拾って欲しいという場合には「the other dolls」という表現を使う必要があります。


それでは、文章の説明だけだと分かりにくいと思いますので、実際のネイティブの会話の例でthe otherの使い方を確認していきましょう。


ネイティブが「the other」の例文を使う際の例:



This skirt is pretty but I prefer the other one.
(このスカートは可愛いけど、その(もう一つの)スカートの方が好きです。)


This is a public school.  The other school in my area is private.
(これは公立学校です。この近所にあるもう一つの学校は私立学校です。)


Use this plate.  The others are dirty.
(この皿を使って。他の皿は全部汚れているから。)





「my other」の意味と使い方


この「my other」または「his/her/their/our other」という表現の使い方は、上記に紹介した「the other」と同じ使い方になります。つまり、「残りの全ての~」という意味になる表現です。


ネイティブが「my other」の例文を使う際の例:



My eldest daughter is a doctor.  My other daughter is a teacher.
(私の長女は医者です。もう一人の娘は学校の先生です。)


His left hand was injured in the accident but his other hand is fine.
(彼の左手は事故で怪我をしましたが、もう一つの手は大丈夫です。)


She has three siblings.  One is at high school but her other siblings are at university.
(彼女は3人の兄弟がいます。一人は高校生ですが、他の二人は大学生です。)





「other」、「another」、「the other」の違い:まとめ


三つの表現の違いについて説明が長くなりましたが、簡単に違いをまとめると以下のようなになります。

  • other = 他の(複数形)
  • another = もう一つ、もう一人</li>
  • the other(s) = 残りの全て(単数形でも複数形の名詞と一緒に使ってもOKです!)


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