shoulda, woulda, couldaの意味と使い方をネイティブが詳しく解説!

shoulda woulda couldaの意味と使い方
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英語の歌詞によく出るスラング shoulda woulda couldaの意味とは?

スコット
皆さんこんにちは。カナダ人の英語教師のスコットです。今回の記事では、英語の歌詞によく出てくる「shoulda, woulda, coulda」の意味と使い方と使い分けについて紹介したいと思います。

読者の皆さんは「shoulda woulda coulda」というスラングを聞いた事がありますか? このスラングは英語の歌詞でよく使われています。

例えば、アメリカのR&B歌手のブライアン・マックナイト(Brian McKnight)や、イギリスのR&B歌手のBeverley Knight(ビヴァリー・ナイト)の曲の歌詞にも使われています。

とにかく英語の歌にはよく出てくるスラングなので、「shoulda」、「woulda」、「coulda」の意味と発音が分れば、英語のリスニングも上達してくるはずです。それでは、各スラングの意味と使い方、発音について詳しく説明していきます。

「shoulda」の意味と発音について

「shoulda」は「should have」の省略です。「should have+動詞の過去分詞」というパターンは「~をした方がよかった」や「~するべきだった」という意味になります。

shoulda woulda couldaの意味と使い方

「I should have ~」というフレーズを使った場合、「何かをした方が良かった・・」という「後悔の気持ち」を表現出来ます。「should have」は日常会話で「should’ve」に省略されますが、会話で実際に話すと「シュダ」という発音になります。

英文字で書くと「shoulda」というスペルになります。つまり、「shoulda」は正式な英単語ではありませんが、話し言葉の書き方になります。

ネイティブが「shoulda」を使う際の例文:

It’s gonna rain.  I shoulda brought an umbrella!
(雨が降るみたい。傘を持ってきた方がよかったのに!) ※gonnaはgoing to (~をする予定)の省略です。

I’ve got a test today. I shoulda studied last night!
(今日はテストだ。昨日の夜、勉強した方が良かった!)

You shoulda gone to bed earlier!
(あなたはもっと早く寝た方がよかったのに!)

Mike cheated on Kate.  She shoulda dumped him ages ago!
(マイクはケイトを裏切って浮気した。 彼女は彼を捨てた方が良かった!)

「woulda」の意味と発音について

「woulda」は「would have」の省略です。「would have+動詞の過去分詞」は仮定法を表す表現です。具体的には「would have+動詞の過去分詞」は「(もしあの時~だったとしたら)~したであろう」という意味を表す表現になります。

「would have」は会話で使うと「would’ve」に省略されますが、発音は「woulda(ウダ)」になります。

ネイティブが「woulda」を使う際の例文:

I woulda gone to the park if it hadn’t rained.
(もし雨が降らなかったら公園に行っただろう。)

She woulda married him if he’d asked.
(彼がもしプロポーズしたら、彼女は彼と結婚しただろう。)

I woulda gone to the concert if I’d had enough money.
(もしあの時にお金があったらライブに行っただろう。)

You woulda enjoyed that party.
(あなたはあのパーティーを楽しめただろう。)

「coulda」の意味と発音について

「coulda」は「could have」の省略です「could have」は「~出来ただろう」という意味になる”仮定法”の表現です。

つまり、「過去に何かをする可能性があったが、実際にその事をしなかった」という意味を表す表現です。会話で使うと「could’ve」に省略されますが、発音は「coulda(クダ)」になります。

ネイティブが「coulda」を使う際の例文:

I coulda gone on the trip but I was too busy.
(私はその旅行に行けたけど、忙しかったので結局は行かなかった。)

I think I coulda passed but I was sick on the day of the test.
(私はその試験に合格できたと思うけど、試験の日に病気だったので受けられなかった。)

She coulda gone to Tokyo University but she chose to study abroad instead.
(彼女は東大に入れたけど、代わりに留学する事にしました。)

I coulda cried when he dumped me.
(彼が私と別れた時に私は泣きそうだった。)

「shoulda would coulda」という表現について

それぞれのスラングの意味と使い方を紹介してみましたが、実はこれ以外にも「should woulda coulda」の3つの単語を一つセットとした「イディオム」としての使い方もあります。

この表現は「してもいない事に後悔してもしょうがない」、「あのようにするべきだった」、「あのようにしていれば、あのようになっていた」という後悔の念を表現するイディオムです。英語では皮肉めいた表現として使われる事も多いです。

「shoulda」と「woulda」と「coulda」は全て英語の「仮定法」に関する表現です。つまり、「~をしておけばよかった!」の後悔の念を表す表現です。

ですから、「shoulda woulda coulda」という表現を日本語に丁寧に翻訳すると「後悔しても何も変わらないから忘れましょう」という意味を表す表現になります。

英語のポップ音楽の歌詞に使われる「shoulda woulda coulda」

この表現は英語のポップ音楽の歌詞によく出てきます。例えば、冒頭でも紹介したように有名な例を出すと、イギリス出身の有名R&Bの歌手 Beverley Knight(ビヴァリー・ナイト)の歌詞に出てきます。

「shoulda woulda coulda」(Beverley Knight)

「shoulda woulda coulda」の例文:

女性A:I loved him so much! I shoulda married him!
(私は彼の事が大好きだったのに! 彼と結婚した方がよかった!)

女性B:”shoulda woulda coulda”! You dumped him so there’s no point regretting it now!
(結婚した方が良かったのに、って! あなたは彼と別れたでしょう! 後悔してもしょうがない!)

男性A:I wish I’d bought that car instead of going to Las Vegas.
(ラスベガスに行く事じゃなくてあの車を買った方が良かったな。)

男性B:Shoulda woulda coulda. You met your wife in Las Vegas so no point regretting the car.
(あの車を買った方が良かったのにって! ラスベガスで奥さんと知り合ったから車の事を後悔しないで。)

shoulda, woulda, couldaに関するまとめ

「shoulda」と「woulda」と「coulda」は正式な英単語ではありません。「should have」と「would have」と「could have」の省略です。これらの表現は全て英語の仮定法を表す表現です。

そして、「shoulda woulda coulda」というフレーズは「後悔してもしょうがない」という意味になるイディオムの表現です。

shoulda woulda couldaの意味と使い方

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