surprisedとsurprisingの違いは? surpriseとsurprisinglyはどのような違いがある?
また、各単語の意味を紹介するだけでなく、それぞれの用法・使い方を覚えやすいようにネイティブが実際に使う例文を通して自然な使い方を紹介していきたいと思います。
今回紹介する例文を読みながら覚えば「surprisedとsurprisingの正しい使い方」をきっと覚えられるはずだと思います^^
それでは、「surprisedとsurprisingの違い」とは、どのような点なのでしょうか? ネイティブはどのように使い分けしているのでしょうか?
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surprisedの意味と使い方とは?

実は「surprised」には二つの使い方があります。まず一つ目は、「びっくりした」という意味になる形容詞の使い方です。つまり、自分や誰かが「びっくりした・驚いた」時に”その気持ちを説明する”際に使うような表現になります。
そして、「be動詞+surprised」というパターンで使う場合が多いですが、「feel surprised」という言い方も使えます。
もう一つのsurpriseの使い方は「びっくりさせる」(過去形)という使い方です。この意味として使うと、必ず”目的語”と一緒に使う必要があります。
つまり、「surprise(d)+目的語」というパターンで使う必要があります。それでは、実際のネイティブのsurprisedの使い方を例文を通して確認してみましょう。
surprised(びっくりした)の使い方 例文
I was surprised when I saw the prices on the restaurant menu.
(私はメニューに載っている値段を見てびっくりしました。)
Mary was surprised to hear the news about her ex-boyfriend.
(メアリーは元カレについてのニュースを聞いてびっくりしました。)
Were you surprised to hear that Mike and Jane are getting divorced?
(マイクとジェインが離婚するというニュースを聞いてびっくりしましたか?)
When I heard how much his car cost, I felt surprised.
(私はこの車がいくらしたのかという事を聞いて驚きました。)
I’m surprised that you like this program. I think it’s really boring.
(あなたがこの番組が好きだという事を聞いてびっくりした。とてもつまらない番組だと思うのに。)
surprised(びっくりさせる)の使い方 例文
I surprised Bob by giving him a present for his birthday.
(私はボブに誕生日プレゼントを贈ってびっくりさせた。)
Aaaah! You surprised me!
(おおお!びっくりしたよ!)※直訳:あなたは私をびっくりさせたよ。
Don’t surprise him – he’ll have a heart attack!
(彼をびっくりさせないで!ショックを起こすよ!)
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surprisingの意味と使い方とは?

surprisingは”形容詞”で「びっくりするような」、「驚くべき」、「不意の」、「意外な」という意味になります。
そして、自分の「びっくりした」という気持ちではなく、ある「事件」や、「物事の質」などに対して使う”形容詞”です。
この単語は一般的に「be動詞の直後」に持ってきます。そして、名詞を修飾する場合が多いです。
例えば、「a surprising event」(びっくりするようなイベント)、「a surprising opinion」(びっくりするような意見)といった表現をする際に使います。
それでは、実際の使い方を例文を通して確認してみましょう。
surprisingの使い方 例文
I heard some surprising news yesterday.
(私は昨日びっくりするようなニュースを聞きました。)
She looks quite normal but she actually has some surprising talents.
(彼女は普通の人に見えますが、実はびっくりするような才能があります。)
That was a surprising result. I thought they would lose that game.
(それは意外な結果でした。その試合に負けると思ったのに。)
Our teacher taught us some surprising information.
(先生はびっくりするような情報を教えてくれました。)
He’s not coming to work today. That’s surprising. I wonder what’s wrong?
(彼は今日仕事に来ない。意外だね。どうしたのかしら?)
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surprisinglyの意味と使い方とは?

surprisinglyは”副詞”で「驚くほど」、「意外にも」という意味になります。この単語は一般的に「意外な事件」や「物事」に対して使います。
surprisinglyの使い方 例文
It’s surprisingly cold today.
(今日は意外と寒いです。)
That movie was surprisingly interesting. I expected it to be boring.
(その映画は意外と面白かったです。つまらない映画だと思ったのに。)
She looks stupid but she’s surprisingly smart.
(彼女はバカのようにみえるけど意外と賢い。)
My brother made a cake yesterday and it was surprisingly good.
(弟は昨日ケーキを作ったけど、それは意外と美味しかったよ。)
Some famous people are surprisingly short. They look tall on TV.
(ある有名人は意外と背が低い。テレビで見ると背が高そうに見えるのに。)
surpriseの意味と使い方とは?

surpriseは”名詞”として使えますし、”動詞”としても使えます。このセクションでは両方の使い方を紹介します。まずは、名詞の「surprise」は「驚き」や「驚くべき事」という意味になります。
そして、「思いがけないお祝いパーティー・プレゼント」という意味にもなります。また、「surprise」は色々な表現とイディオムに使われている単語です。
動詞として使うと、「びっくりする・させる」や「驚く・驚かせる」という意味になります。それでは、実際のネイティブの使い方を例文を通してみていきましょう。
surpriseの使い方 例文
What a surprise! I didn’t think you would come.
(驚いた!あなたが来ると思わなかった。)
I’m planning a surprise party for his birthday.
(彼の誕生日のためにサプライズパーティーを行おうと考えている。)
Maki is pregnant again. She’s 40 years old. I think it was a “suprise”.
(マキさんはまた妊娠しているよ。40歳なんですよ。できちゃったと思うんだけど。)
※妊娠に対して使う「surprise」は遠まわしな表現で「出来てしまった」というニュアンスを与えます。
Mike has quit his job. It’s a surprise because I thought he was enjoying it.
(マイクは仕事を辞めた。その仕事が好きだと思ったからちょっとびっくりした。)
I’ve got a surprise for you! Close your eyes…
(サプライズプレゼントがあるよ。目を閉じて・・・)
surpriseが入ったイディオムを紹介

それでは最後に「surprise」という単語が含まれているイディオムを紹介してみたいと思います。
Surprise, surprise.
(やっぱり。) ※これは皮肉めいた表現です。嫌な事が思った通りに起きてしまった際に使うような表現です。
It’s raining again. Surprise, surprise.
(今日また雨だね。やっぱり。)
A surprise exam/test.
(抜き打ちテスト)
A surprise visitor.
(出し抜きの訪問者)
A surprise attack.
(奇襲)
surprisedとsurprisingの違いに関するまとめ
まとめると、「surprise」に関する単語はすべて「びっくりする・驚く」というニュアンスを与えますが、それぞれには使い方に違いがあります。
- surprised → (自分が)びっくりした
- surprising → びっくりするよう(事件、物事、人)
- surprisingly → 驚くべき、意外と
- surprise → びっくりさせる、驚かせる、サプライズ、驚き
以上になりますが、他にも一見すると意味が似ている単語の違いやニュアンスの違い等に関する質問があれば、是非、当サイトの英語ネイティブのライターにご連絡してくださいね^^
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