I guess、I guess so、I guess notの違いとは?

I guess、I guess so、I guess notの意味と違いとは? guessを含む英語表現の意味と使い方
目次

guessを含む推測するという意味の様々な英語表現

スコット
皆さんこんにちは。カナダ人のスコットです。 guessを含む英語表現として「I guess、I guess so、I guess not の意味と違い」について紹介してみたいと思います。

皆さんはハリウッド映画や海外ドラマを観ている時、ネイティブの英会話中に「guess」という単語がよく使われている事をご存じでしょうか? この「guess」という単語は英語ネイティブの日常英会話で非常によく使われています。

「guess」の正しいの意味は「推測」(名詞)や「推測する」(動詞)ですが、他の表現や、英語の決まり文句等でもよく使われます。

そこで今回の記事では、そういった英語表現で使われている「guess」の意味とネイティブっぽい使い方を紹介してみたいと思います。

ニュアンスを説明する為に実際のネイティブが使う例文を通して「guess」のそれぞれの意味と使い方を紹介しますので、勉強する際には例文を使って意味を覚えてみて下さいね。

単語や表現だけを覚えるよりも例文ごと覚えてしまえば使い方もマスター出来ると思います。それでは、「I guess」,「I guess so」,「I guess not」という表現は一体どういう意味なのでしょうか?

「推測、推測する」という意味になる「guess」の使い方

「推測、推測する」という意味になる「guess」の使い方

冒頭では「guess」は「推測」、「推測する」という意味になるという事について少し紹介しました。「guess」の発音は「ゲス」に近いです。

“動詞”の場合、「guess」の過去形は「guessed」になります。発音は「ゲッスド」に近いです。「guess」を”名詞”として使うと、様々なイディオムや表現で使う事が多いです。例えば、例をあげるとすると。

  • take a guess」、「hazard a guess」= 推測する
  • at a guess」= 推測では
  • anyone’s guess」= 誰も知らない

それでは、次は「推測」や「推測する」という意味になる「guess」の使い方を例文をみていきましょう。

「推測・推測する」という意味の「guess」の使い方 例文

A:How old are you?
(あなたは何歳ですか?)

B:Take a guess.
(推測してみて。)

A:About 25?
(25歳くらいかな?)

B:Yes, you’re exactly right!
(うん、正解です!)

A:How much do you think this house is worth?
(この家はいくら位すると思う?)

B:At a guess, around $500,000.
(大体$500,000くらいだと思うよ。)

A:When do you think the recession will be over?
(不況はいつ終わると思う?)

B:It’s anyone’s guess.  It’s impossible to answer.
(それは誰も知らないね。答えられない質問だね。)

「だと思う・~でしょう」という意味になる「I guess」の使い方

「だと思う・~でしょう」という意味になる「I guess」の使い方

次は「I guess」という表現ですが、この表現は主にアメリカ英語で使われています。イギリス英語では「I suppose」という表現を使います。

I guess は文頭でも、文末でも使えます。もっと分かりやすく言うと、「~だと思う」や「~でしょう」という意味になります。つまり、「個人の意見」か「不明確であること」という事を表す表現になります。

この表現はアメリカ人の日常会話では非常によく出てきますので、必ず意味と使い方を覚えておくべき表現です。それでは、実際のネイティブの使い方を確認していきましょう。

I guess の使い方 例文

A:Do you know when Bob will come back to work?
(ボブはいつ仕事に戻るのか分かりますか?)

B:He only has a mild cold so I guess he’ll be back tomorrow.
(ボブはただの風邪だから明日くらいに戻と思う。)

A:Your son gets his exam results back tomorrow, right? I guess he’s really nervous.
(息子さんは明日試験の結果がわかりますよね。彼は緊張しているでしょうね。)

B:Yes, he’s a little nervous but he thinks he’s passed.
(そうですね。彼は少し緊張していますが、彼は合格したと思っているみたいです。)

A:Look at the time! It’s already 8am!
(時間を見てよ!もう8時だ!)

B:I guess we’d better get up.
(じゃあ、起きた方がいいかな。)

A:Do you know who’s going to Matt’s party?
(誰がマットのパーティーに行くのか、知っていますか?)

B:Most of his classmates, I guess.
(彼のクラスメートが殆ど行くと思うよ。)

意見に同意する際・曖昧な表現「I guess so」の使い方

「そうだろう」、「そうかもしれない」という意味になる「I guess so」の使い方

もう一つのよく使われる表現として「I guess so」という言い方があります。この表現は「そうだろう」や「そうかもしれない」という意味になります。

つまり、「人の意見に同意する」という際に使う表現です。しかし、少し不明確なニュアンスが含まれていますので「そうかな・・。」という曖昧な意味としても使える表現です。

この表現も主にアメリカ人がよく使います。イギリス人は代わりに「I suppose so」という表現を使いますが、これは「I guess so」と同じ意味で、使い方やニュアンスも同じになります。

I guess so の使い方 例文

A:Is dad coming home from work early tonight?
(お父さんは今夜早く帰ってくるの?)

B:I guess so. That’s what he said this morning.
(そうかもしれない。彼は今朝そう言っていたよね。)

A:Is it going to be sunny tomorrow?
(明日は晴れる?)

B:I guess so. According to the weather forecast, it should be sunny.
(そうかもしれない。天気予報によると明日は晴れるそうです。)

A:Are you enjoying your new job?
(新しい仕事は楽しいですか?)

B:I guess so. The work’s a bit boring but my co-workers are fun.
(そうね。仕事の内容はちょっとつまらないけど、同僚は楽しい。)

否定的な意見に対して同意する際の表現「I guess not」の使い方

「そうだろう」、「そうかもしれない」という意味になる「I guess not」の使い方

次に紹介する「I guess not」は先ほど紹介した「I guess so」と殆ど同じ意味になりますが、「相手の否定に同意する」という際に使う表現です。

つまり、否定的な意見に対して「そうだろう」や「そうかもしれない」という言い方をする際に使います。主に否定文の際に使います。

この表現も主にアメリカ英語です。イギリス人英語は「I suppose not」という表現を使う傾向があります。

I guess not の使い方 例文

A:Tom was sick yesterday. He probably won’t come in to work again tomorrow.
(トムは昨日体調悪かったね。明日も仕事に行かないだろうね。)

B:I guess not. He told me he had a high fever so I guess he’ll stay at home all week.
(そうかもしれないね。彼は熱が高いと言ってたから、今週中家で休むだろう。)

A:You don’t believe in ghosts, do you? You know they don’t exist, right!
(あなたは幽霊を信じないでしょう!存在していないってわかるだろう!)

B:I guess not. I used to believe in them though.
(そうだね。昔信じてたけどね。)

A:We’re going to be late! We don’t have time to eat breakfast.
(私たち遅れるよ!朝ごはんを食べる余裕がないよ。)

B:I guess not. We can buy something to eat when we get there.
(そうかもしれないね。目的地に着いたら何か食べ物を買えるね。)

まとめ:「I guess」、「I guess so」、「I guess not」の意味について

まとめると、「guess」は元々「推測・推測する」という意味になりますが、一般的な英会話で使った場合「~だと思う」、「~かもしれない」という意味になります。

自分の意見や不明確な事を言う際には「I guess」という表現を使えます。そして、誰かの意見に同意する際に「I guess so/I guess not」を使えます。「I guess not」は否定文に対して使う表現です。

以上になります。他にもネイティブがよく使う英語表現、英会話や英語文法などについての質問があれば、是非当サイトの英語ネイティブのライターに質問してくださいね^^。読者の方から頂いた質問に必ず答えます!

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I guess、I guess so、I guess notの意味と違いとは? guessを含む英語表現の意味と使い方

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