英語で夫婦という意味を表現出来る色々な英語の言い方
実は、英語で「夫婦」という際には色々な言い方があります。そのため、今回の記事ではそれぞれの異なる言い方を紹介しながら、実際に使える例文を通して使い方を紹介したいと思います。
英語で「夫婦」という際には色々な言い方があると言いました。ですから、当然「夫婦喧嘩」についても色々な言い方があります。
英語で夫婦という意味のmarried couple
先ずは「夫婦」は英語で「married couple」という言い方になります。「married」は「結婚している」という意味になり、「couple」は日本語の「カップル」(二人)と同じ意味になります。
単純に「Couple」という言い方もありますが、この言い方は「結婚していない恋人同士」といった間柄に対しても使う事が出来ます。ですから、結婚している夫婦の場合は、「married couple」という言い方が一般的です。
それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。
married coupleの使い方 例文
William and Kate are a married couple.
(ウィリアムとケイトは夫婦です。)
Mike and Cathy are not a married couple anymore but they still get along well for the sake of the children.
(マイクとキャシーはもう夫婦ではありませんが、子供たちのためにまだ仲良く過ごしています。) ※つまり「離婚している」という事です。
When we are a married couple, let’s buy a new house.
(夫婦になったら新しい家を買いましょうよ。)
最もシンプルな夫婦という意味のhusband and wife
もう一つの「夫婦」の言い方として、これは単純な直訳になりますが「husband and wife」という言い方があります。「husband」は「夫」という意味になり、「wife」は「妻」という意味になります。
つまり、直訳すると「夫婦」という意味になる表現です。何故か分かりませんが、順番は必ず「husband and wife」という順番で言います。「wife and husband」という順番にはなりません。
それでは、実際の例文を通して「husband and wife」の正しい使い方を確認してみましょう。
husband and wifeの使い方 例文
A: Are Jim and Mary husband and wife?
(ジムとメアリーは夫婦ですか。)
B: No, they aren’t married yet.
(いいえ、まだ結婚していません。)
A: What’s it like, living together as husband and wife?
(夫婦生活はどうですか。)
B: It’s hard work!
(大変ですよ!)
A: Are those two husband and wife?
(あの二人は夫婦ですか。)
B: Yes, they have been married for 20 years.
(そうですよ。その二人は20年間も結婚していますよ。)
夫婦という意味になる英語 The 名字s
今回は例として「田中」という名字を使いますが、「夫婦」という意味として「The 名字s」という言い方も非常によく使われます。
つまり、「田中夫婦」は「The Tanakas」という言い方になり、「スミス夫婦」は「The Smiths」という言い方になります。
そして、「Mr and Mrs 名字」という言い方もあります。例えば、「加藤夫婦」は「Mr and Mrs Kato」という言い方になります。
夫婦宛てに手紙を書く際には、そういった書き方をするようにしましょう。それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。
The 名字s / Mr and Mrs 名字の使い方 例文
I have invited the Tanakas to our wedding.
(田中夫婦を私たちの結婚式に誘ったよ。)
The Johnsons are coming to the party on Saturday.
(ジョンソン夫婦は土曜日のパーティーに参加しますよ。)
Have you met Mr and Mrs Kato?
(あなたは加藤夫婦と会った事がありますか?)
伝統的な夫婦という意味の英語 man and wife
さらにもう一つの「夫婦」の言い方があります。これは「man and wife」という言い方です。しかし、この表現を使用するシーンはかなり限られています。
例えば、日常会話で使う事は少なく、主に法律用語や結婚式の話で使われてる表現になります。例えば、結婚式の話をする際には、「They became man and wife」(彼らは夫婦になりました)という表現が使われています。
そして、結婚式の最後に神父などの人は「You are now man and wife」(あなたたちはもう夫婦になりました)という台詞を言います。
こういったシーン以外では、「man and wife」という表現は使われません。
英語で「夫婦喧嘩」は何と言う?
英語には「夫婦喧嘩」という表現はありませんので、英語圏の人はそういった夫婦喧嘩になったシーンを詳しく説明する必要があります。
例えば、「○○ had a fight/quarrel/argument with ○○」(○○は○○と喧嘩した)といった言い方をする必要があります。
そして、「喧嘩」は英語で「fight」や「quarrel」、「argument」という言い方になります。「quarrel」は少し古い言い方になりますので、現代人はあまり使いません。
結婚していないカップルが喧嘩した時には「lover’s tiff」という言い方をする事があります。しかし、「tiff」という単語は「小さい喧嘩」、「口げんか」という意味になりますので、大きい喧嘩に対しては使いません。
それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。
「夫婦喧嘩」の英語の言い方 例文
Mr Yamada had an argument with his wife.
(山田さんは奥さんと夫婦喧嘩をしました。)
Lisa had a quarrel with her husband.
(リサは旦那さんと夫婦喧嘩をしました。)
Fred and Amy are not speaking to each other at the moment.
(フレッドとエイミーは今(夫婦)喧嘩中です。)
Liz and Phillip had a lovers’ tiff yesterday and are still not speaking to each other.
(リズとフィリップは昨日喧嘩して、まだお互いを無視しています。)
まとめ:夫婦、夫婦喧嘩という意味になる英語
まとめると、英語には「夫婦」という便利な表現がありませんので、これらの言い方をする必要があります:
- married couple
- husband and wife
- The ○○s
- Mr and Mrs ○○
そして、「夫婦喧嘩」というキャッチーな表現もありませんので、この表現をする際には単純に「○○と○○は喧嘩した」という言い方をする必要があります。
今回はこれで以上になります。他にも英語に関するご質問がある方は是非、当サイトの英語ネイティブにご質問宜しくお願い致します。