英文法

look forward toの意味と使い方、look toの用法とは?

look forward toの意味と使い方、look toの用法について

look forward toの「to」は前置詞なのか? 不定詞のtoなのか?


皆さんこんにちは。マリです。今回の記事は当サイトの読者の方から頂いたある「look forward toの使い方とlook toの用法」に関する質問にお答えしてみたいと思います。



具体的なテーマとしては、日常英会話でも非常によく使う「look forward to」というフレーズと一緒に使う文法についてです。

それでは、実際に頂いた質問はこちらになります。


読者の方の質問:


look forward to とlook toの用法について質問します。

I look forward to your letter. とかI look forward to seeing you soon. とかの例文は参考書によく見られるものですが、I look forward to see you soon. がなぜ間違いなのかについては納得のいく説明が見当たりません。

よく見る説明はI look forward to your letter.のようにtoの後に名詞が続くので、動詞は動名詞にする必要がある、というものです。

つまり、toは前置詞であるから、後に続くのは名詞(動名詞)でないといけないということです。

しかし、look forward to のtoは不定詞のtoではなくて、前置詞のtoである理由の説明にはなっていません。見ただけで見分けることもできません。

to 不定詞は「未来志向」であり、動名詞は「現実志向」である、という原則からすれば、look forward to の「〜を楽しみに待っている」というのは明らかに未来志向のはずなのに動名詞が続く理由の説明が欲しいのです。

また、よく似た句動詞のlook to のtoは不定詞のtoですね。意味は「計画する」とか「期待している」だと思いますが、未来志向なので不定詞のtoが続くというのは納得です。

fowardが間に入るかどうかで用法が違ってくるのはどうしてでしょうか。(掲載の場合に質問は編集していただいて結構です)



まずはご質問ありがとうございます。そして、マスターランゲージをご覧頂きましてありがとうございます。私達ライターも読者の方から質問を頂くと、とても嬉しく思います^^

今回の質問は色々なパーツがありますので、それぞれを分けてお答えしてみたいと思います。まずは「look forward to」の使い方をクローズアップしていきましょう!




look forward toの意味と使い方


look forward toの意味と使い方

この「look forward to ○○」という表現は「○○を楽しみにしている」という意味になる表現です。この表現の「○○」は読者の方がおしゃった通り、必ず「名詞」か「動名詞」になります。

つまり、「look forward to + 名詞・動名詞(動詞+ing)」というパターンとして使います。「look forward to + 動詞の原形」というパターンを使ってしまうと非常に不自然になります。

しかし、その際に「to」はどういう意味になるのでしょうか。「to」という前置詞は一般的に「移動を表す際に使う前置詞」になります。

例えば、「go to Osaka」は「大阪に・へ行く」という意味になります。つまり、英語の「to」は日本語の「に・へ」と同じ意味になります。

そして、「方向」を表す表現にも「to」が出てきます。例えば、「point to ○○」(○○を指さす)、「head to/towards ○○」(○○に向かう)、「look to ○○」(○○に目を向ける)などの表現があります。

その以外にも「to」は色々な「句動詞」で使われます。句動詞は「動詞+前置詞・副詞」の組み合わせですが、一般動詞として同じように扱います。

例えば、「get up」(起きる)、「put down」(置く)、「get in」(入る)、「take off」(脱ぐ)といった句動詞は良い例だと思います。

この句動詞は「決まり文句」としての表現なので、句動詞に含まれる前置詞は多くの場合、分析できる意味はあまりないです。例えば、「get」という表現は「する」という意味になりますが、「up」と「to」は特に理解できる単語としての意味はないと思います。

ここが句動詞の難しい部分なのかもしれませんが、句動詞は分析してもある程度はしょうがないので、単純に意味をそのまま覚えるしかないと思います。つまり「look forward to」は句動詞の一つですね。

英語ネイティブの私が理解している限り「forward」は「前・未来・将来」というイメージを表す単語です。そのため、「未来の事・イベント・楽しみにしている事に向かう」というニュアンスを与える表現になります。

ですので、「to」という「方向を表す前置詞」が使われているのだと思います。しかし、先程も言った通り、句動詞はイディオムのように分析にしても仕方ないので、出来ればそのまま覚えた方がよいと思います。

言語は数千年の間に進化していくものなので、時間と共に表現が変わったりしますので、論理的に説明できない単語の使い方はわりと多いです。

それでは、「look forward to」という表現(句動詞・イディオム)の正しい使い方を例文を通して覚えていきましょう!



look forward toの使い方 例文



A: Are you looking forward to Christmas?
(クリスマスを楽しみにしているの?)

B: Yes, I’m excited about seeing my family.
(はい。家族に会うのを楽しみにしています。)



A: I don’t have anything to look forward to. I feel depressed.
(私は楽しみにできることがない。私は落ち込んでいるよ。)

B: You have lots of things to look forward to! You are going on vacation in July!
(あなたは楽しみにしている事が多いでしょう!7月に旅行に行くでしょう!)



A: Let’s have another meeting next week.
(また来週ミーティングを行いましょう。)

B: Great! I look forward to it!
(はい、わかりました! 楽しみにしています!)


※もっと自然な日本語では「よろしくお願いします」になると思いますが、これは直訳です!



句動詞 look toの意味と使い方


句動詞 look toの意味と使い方

次に「look to」という句動詞もあります。この句動詞にも色々な意味と使い方があります。例えば、「look to + 名詞」は「~に目を向ける」、「~の方を向く」、「~に頼る」という意味になります。

この「look to + 名詞」というフレーズに入っている「to」は前置詞ですね。そして、「look to + 動詞の原形」という組み合わせもあります。

この表現は「~をしようとする」という意味になります。この表現に入っている「to」は「不定詞」の「to」です。もっと正確に言うなら、「look + 不定詞」というパターンとして覚えた方がよいと思います。

また「look to be ○○」という表現もあります。これは「~のようにみえる」という意味になります。

この表現の「to」も不定詞ですね。このように不定詞には色々な使い方があります。例えば、例を紹介すると以下のようになります。


「~をするため」



I went to the shop to buy bread.
(パンを買うためにお店に行ってきました。)


「すること」



I like to watch soccer.
(私はサッカーを見ることが好きです。)


「するべき」



I have a lot of housework to do.
(私はやるべき家事が多いです。)


他にも沢山の使い方があります。しかし、今回は「look to 動詞の原形」という表現の使い方にフォーカスしたいので、不定詞の細かい使い方を説明すると複雑になり長くなりますので、説明はここまでにしておきます。それでは、look toのそれぞれの使い方を例文を通して覚えていきましょう!


look toの使い方 例文



A: Who do you look to for advice?
(アドバイスをしてもらうために誰に頼りますか。)

B: I look to my father for advice. He has a lot of experience and knowledge.
(アドバイスが欲しい時に父親に頼ります。彼はたくさんの経験と知識があるからです。)



A: I regret so many things I’ve done.
(私は後悔している事がたくさんありますよ。)

B: Forget about the past and look to the future.
(過去の事や忘れて未来を向いてください。)



A: What is your son going to do when he graduates?
(息子さんは卒業したら何をするつもりですか。)

B: He’s looking to work in finance.
(彼は金融関係の仕事をしようと考えています。)



A: How old do you think Mike is?
(マイクは何歳だと思いますか。)

B: He looks to be about 30, but it’s hard to tell.
(彼は30歳くらいにみえますが、わかりづらいですね。)





まとめ: look forward toとlook toの「to」の意味と使い方


まとめると、「look forward to」の「to」は「前置詞」で、「未来に目を向けている」というニュアンスを与える前置詞です。

しかし、「look forward to」などの句動詞に入っている前置詞の意味等については、あまり深く考えずにそのまま覚えた方がよいと思います。

何故なら、多くの句動詞やイディオムに入っている前置詞は分析できる論理的な説明が出来ないからです。

「look to」という句動詞は名詞と一緒に使うと同じように「~に目を向ける」というニュアンスがあります。また「頼る」という意味もあります。

「look to + 動詞の原形」というパターンとして使うと「~しようとする、~しようと考える」という意味になります。「look to be」という表現は「~のようにみえる」という意味になる表現です。

残念なことに英語は「論理的な」言語ではありません。どの文法ルールでも例外やバリエーションがあります。そのため、最もお勧めしたい勉強法は「自然な例文章を使って覚える」ということです。

英語の文法は「数学の公式」のように覚えると、不自然な文章を作ってしまうと思います。その代わりに、フレーズ、文章、表現をたくさん覚えて使えるようにするとそういった「公式」のような感じで考えずにすみます。

ですから、出来ればネイティブの用にフレーズ毎自然に覚えて、たくさん練習すると単語を入れ替えるだけでなんでも言えるようになると思います。

今回はこれで以上になりますが、如何でしたでしょうか。他の質問があれば、是非ご連絡くださいね。ご質問お待ちしております^^



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