英語で「元気」,「お元気ですか」「元気を出す」という際の色々な言い方
この「元気」という単語は非常に多くの日常会話や英語表現に出てきます。例えば、「お元気ですか?」や、「元気な人」、「元気を出す」などの表現をする際に使う役立つ表現です。
実は、この「元気」という日本語は、日本に住んでいる外国人にとって覚えて使いやすい単語の一つなんです^^。
最近では、日本に住んでいる英語ネイティブ同士の”英語の会話”であっても「元気(Genki)」という日本語が英語として使われる事もあります。そのくらいこの「元気」という言葉は英語圏の国の外国人にとっても便利で使いやすい言葉なんです。
しかし、英語には残念ながら「元気」という意味になる単語はありませんので、シチュエーションによって違う単語を使うか、元気という気持ちを表す別のフレーズを使う必要があります。
よく考えてみると、日本語の「元気」には様々な言い方があります。まずは、日本語で「元気」という際には、それがどんな意味なのか?という事を考えてから英語の言い方を紹介してみたいと思います。
一般的に日本語の元気という言葉は、以下の4つの意味があると思います。
- 挨拶として遣う「元気」
- 元気な~ (明るい・エネルギッシュ)
- 元気、元気になる(健康的に)
- 元気を出す
それでは、上記のような意味で使う「元気」は英語で何と言うのでしょうか? ネイティブの実際の言い方を例文を交えて紹介していきます。
挨拶として言う「元気」という意味の英語表現
例えば、日本語で「お元気ですか」、「元気だった?」、「元気ですよ」などの言い方は日本語の定番の挨拶ですね。
これらのような挨拶は、簡単に言ってしまうと「相手の体調」や「相手の具合」等を確認するための挨拶になると思います。
英語の挨拶にも同じような意味がありますが、「相手の調子」を尋ねる際に使えるフレーズは沢山あります。英語学習初心者の方であっても下記の挨拶は覚えるべきです。
「How are you?」という英語表現は、おそらく小学生でも知っているような表現だと思いますが、それ以外の挨拶もたくさんあります。
「お元気ですか?」という意味になる英語の使い方 例文
A:Hey, I haven’t seen you for a while! How have you been?
(やぁ!久しぶり!元気?)
B:Yeah, it’s been ages. I’m great thanks. You?
(そうですね!お久しぶりです! 私はとても元気ですよ。あなたは?)
A:Dave, how are you?
(デイヴさん、お元気ですか?)
B:I’m fine thanks. How are you?
(私はとても元気ですよ。あなたはお元気ですか?)
A:Hey, how’s it going? You’re looking good!
(やあ、元気? 元気そうだね!)
B:Yeah, I’m pretty good. How about you?
(はい、元気だよ。あなたは?)
「お元気ですか」という意味になる英語表現:まとめ
まとめると、「お元気ですか」は英語で以下の言い方があります。
- How are you?
- How’s it going?
- How are you doing?
- What’s up? (とてもカジュアルな言い方)
- How are things?
上記の質問に答える際には以下の表現を使って答えます。
- I’m fine, thank you.
- I’m good.
- I’m great.
- Pretty good.
「元気な」という意味になる明るくてエネルギッシュなニュアンスの英語表現
次は「元気な」という表現ですが、これは英語にすると二つの意味があります。ここでは「明るい・エネルギッシュ」という意味になる表現を紹介します。
例えば、これは「元気な人」、「元気な子供」という文脈で使う単語です。
その際には、英語で「lively」、「bright」、「energetic」などの形容詞を使います。人の性格を説明する際に「bubbly」(明るい、元気)という言い方も使えます。
「元気な~」という表現を使う際の例文
A:Your son is a lively boy!
(息子さんはとても元気な子ですね!)
B:Yes, he was lively even when he was a tiny baby.
(そうですね。小さい赤ちゃんの頃から元気でしたよ。)
A:You are too energetic! Calm down!
(お前は元気すぎるよ!落ちついてよ!)
B:Sorry! I’m just excited about our trip!
(ごめんね!ただ、旅に行く事でわくわくしているよ!)
A:I’m feeling bright and energetic this morning.
(私は今朝とても元気です。)
B:Really? I’m not. I need some coffee.
(本当?私は元気が出ない。コーヒーを飲まないとな。)
A:What’s Mike’s new girlfriend like?
(マイクの新しい彼女はどんな人ですか?)
B:She’s a really bubbly person. She’s nice.
(とても元気な人ですよ。いい子ですよ。)
「元気」、「元気になる」という意味の英語表現
次に紹介する「元気」に関連する表現は「ヘルシーで元気」や、「健康的で元気」という意味になる英語表現です。
こういった表現を英語で表わすには、「be well」、「feel well/better」「be healthy」、「be fine」などの言い方を使い表現します。
「元気になる」という表現を使う際の例文
A:I don’t feel like doing anything today.
(今日はやる気ないな。)
B:Have a cup of tea and you’ll feel better.
(お茶を飲んだら元気になるよ。)
A:Are you feeling better today?
(今日は元気になりましたか?)
B:Yes, I feel much better, thank you.
(はい、大分元気になりましたよ。ありがとう。)
A:How old is your grandmother? She seems well.
(おばあさんはおいくつですか? 元気そうですね。)
B:My grandmother is 95 but she’s very healthy.
(私のおばあちゃんは95歳ですが、まだとても元気です。)
A:I don’t feel very well today.
(私は今日あまり元気じゃない。)
B:Why, what’s wrong?
(どうしたの?)
「元気を出す」という意味になる英語表現と使い方
「元気を出せ!」という日本語は英語にすると「cheer up!」や「chin up!」、「perk up!」といった「励ますようなフレーズ」を使って表現します。
また、「元気を出して~をする」という表現をする場合には「do ~ enthusiastically」や「do ~ in a lively manner」という英語を使います。
それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう!
「元気を出す」という表現を使う際の例文
A:Chin up! You can do it!
(元気を出せよ!頑張ってね!)
B:Thanks. I’ll do my best.
(ありがとう。頑張ります!)
A:My math score is so bad.
(数学の成績は酷いよ。)
B:It’s not that bad. Cheer up!
(そんなに悪くないよ。元気を出せよ!)
A:Let’s cheer ourselves up with a glass of wine.
(ワインを飲んで元気を出しましょう。)
B:Good idea. Red or white?
(良いアイディアだね。赤ワインか白ワイン、どっちにしよう?)
A:Please great the customers enthusiastically.
(元気を出してお客様に挨拶しました。)
B:Sure, no problem.
(はい、かしこまりました。)
英語で「元気」に関する表現:まとめ
まとめると、「元気」は英語で様々な言い方があります。そして、文脈によって違う言い方をします。
殆どの場合、「lively」、「healthy」、「energetic」、「bright」などの形容詞は「元気な」という意味になります。
定番の挨拶をする場合、「How are you?」、「How’s it going?」などの表現を使います。そして、「元気を出して」という表現は、英語だと「cheer up」、「chin up」と言います。
以上、今回は英語で「元気」という意味になる色々な英語表現を紹介してみました! とても便利な表現なので、英会話の際には是非使ってみて下さいね。