英語で「意地悪,ケチ,意味になる,つもりである」という「mean」を徹底解説
皆さんこんにちは。マリです。今回の記事では日常英会話でよく耳にする「meanの意味と使い方」についてお話してみたいと思います。
この「mean」という単語は動詞、名詞、形容詞としても使える便利な単語ですし、色々な意味がある単語なので英語学習者にとっては重要な単語だと思います。
そのため、この記事では「mean」のそれぞれの意味を紹介しながら、実際に使える例文を通してネイティブの使い方を詳しく解説していきたいと思います。それでは、「mean」とはどういう意味になるのでしょうか。
いじわる(意地悪)という意味になる「mean」
先ずは「mean」を形容詞として使うと「意地悪」、「優しくない」という意味になります。この単語は若者が非常によく使います。
この使い方は形容詞なので、「mean + 名詞」という組み合わせで使えます。例えば、「a mean person」(意地悪な人)や「a mean comment」(意地悪なコメント)といった表現として使えます。
また、「意地悪な」を名詞にすると「meanness」という単語になります。しかし、多くの場合、形容詞の「mean」が会話でよく使われます。それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。
「意地悪な」という意味のmeanの使い方 例文
A: Matt’s new haircut doesn’t suit him at all!
(マットの新しい髪形は全く似合わないね。)
B: Don’t be mean! I think he looks great.
(意地悪な事を言うんじゃない!かっこいいと思うよ。)
A: Why don’t you want to go to school?
(なんだ学校に行きたくないの?)
B: The girls in my class are mean to me.
(クラスの女の子が私に意地悪するからだよ。)
A: I don’t like Tom because he’s boring.
(トムは退屈な人だから好きじゃないわ。)
B: That’s a mean thing to say.
(それを言うのは優しくないのよ。)
イギリス英語で「ケチ」という意味になる「mean」
もう一つの「mean」の意味は「ケチ」という使い方です。しかし、これは主にイギリス英語の使い方です。アメリカ英語で「mean」を形容詞として使うと、先程紹介した「意地悪」というニュアンスになります。
しかし、イギリス英語では両方の意味があります。それでは、イギリス英語でよく使う「ケチ」という意味になる「mean」の使い方を例文で確認してみましょう。
「ケチ」という意味のmeanの使い方 例文
A: Do you think a £1 is enough?
(£1のチップは十分だと思いますか。)
B: No, that’s a bit mean. It should be at least 10% of the bill.
(いや、それはケチですよ。チップは少なくとも会計の10%になるはずですよ。)
A: Do you get along with your dad?
(お父さんと仲が良いですか。)
B: No, he’s a mean old man.
(まったく。彼はケチなおやじですよ。)
「意味をする・意味になる」という意味になる「mean」
次は、動詞として使う「mean」を紹介したいと思います。meanを動詞として使った場合には「意味をする・意味になる」という意味になります。名詞として使うと「meaning」(意味)という意味になります。
この単語は英語学習者にとって役立つ単語になりますので、必ず使い方を覚えるべきだと思います。例えば、英語で会話する際に「相手の言った事が聞き取れない場合」、「意味が分からない場合」にはこの単語を使って聞き返す事が出来ます。それでは、実際のネイティブのmeanの使い方を例文で確認してみましょう!
「意味をする」という意味のmeanの使い方 例文
A: What does this kanji mean?
(この漢字はどういう意味ですか。)
B: It means “love”.
(「love」という意味になりますよ。)
A: I don’t understand what you mean.
(あなたが言っている事は意味が分からない。)
B: I’ll explain it one more time.
(じゃ、もう一度説明してあげますよ。)
A: Do you know the meaning of this word?
(あなたはこの単語の意味が分かりますか。)
B: No. You should look it up in a dictionary.
(分かりません。辞書で調べた方がいいですよ。)
「つもりである」という意味になる「mean」
そして、動詞として使うと「つもりである」という意味にもなります。この使い方は多くの場合「mean to 動詞」というパターンで使います。
例えば、「mean to go」は「行くつもり」という意味になり、「mean to buy」は「買うつもり」という意味になります。
そして、「did not mean to 動詞」というパターンは「するつもりじゃなかった」という意味になります。日常会話ではこのパターンを非常によく使います。それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。
「つもりである」であるという意味のmeanの使い方
A: Why did you buy this brand of shampoo?
(なんでこのシャンプーのブランドを買ったの?)
B: I didn’t mean to buy it. I put in the basket by mistake.
(買うつもりはなかったのですが、間違えてカゴに入れてしまいました。)
A: I didn’t mean to hurt you.
(あなたに傷をつけるつもりはなかったよ。)
B: So why did you cheat on me?
(じゃあ、どうして浮気したの?)
「平均」という意味になる「mean」について
もう一つの「mean」の意味は「平均」という意味の使い方です。一般的に「平均」は「average」になりますが、統計学の話においては「mean」という言い方の方が一般的です。
この「mean」は形容詞としても使う事ができます。それでは、実際のネイティブの使い方を例文を見てみましょう!
mean(平均)の使い方 例文
A: What is the mean age of marriage in your country?
(あなたの国では平均の結婚年齢は何歳ですか。)
B: It is 25 for women and 27 for men.
(女性は25歳で男性は27歳です。)
A: The mean rainfall is higher in summer than in winter.
(平均の降雨は冬よりも夏の方が多いです。)
B: Really? It’s the opposite to my country.
(本当ですか。私の国は逆ですね。)
まとめ: meanの様々な意味と使い方
まとめると「mean」という英単語には多くの意味と使い方があります。主には以下の意味です。
- 意地悪な
- けち(主に英)
- 意味をする
- つもりである
- 平均
この単語は日常英会話で非常によく出てきますので、それぞれの意味と使い方をしっかり覚えていきましょうね! 他にも英語に関する質問があれば、是非ご連絡くださいね!