英語で「お皿」という際 plateとdishの違い
皆さんこんにちは。マリです。今回は英語で「お皿、食器」という際の「plateとdishの違い」についてお話ししてみたいと思います。
この二つの単語は必ずといっていいほど、日常会話によく出てきますので正しい使い方と細かい意味・ニュアンスを知っておくべきだと思います。
レストランに行く際には勿論、家事の話、食べ物の話をする際にも当然出てきますので、「plate」と「dish」のニュアンスをしっかり覚えた方がよいでしょう。
それでは、plateとdishはどう違うのでしょうか。まずは「dish」という単語からクローズアップしていきましょう。
dishの意味と使い方、句動詞やスラングの意味
まず「dish」は名詞として使うと料理に関して二つの意味があります。まずは「食器」という意味です。
実は「dish」は少し広い意味なので、色々な種類の食器類を「dish」と呼びます。
例えば、大きいお皿でも「dish」の一種になりますし、小さい茶碗でも「dish」の一種です。もちろん、もっと細かく名前を細分化したら色々な言い方があると思いますが、一般的に「食器」は全て「dish」になります。
そのため、「お皿を洗う」という際に英語では「wash the dishes」という表現になります。「食洗器」は「dishwasher」になります。また、「dishwasher」は「食洗器」という意味だけではなく、「皿を洗う人」という意味にもなります。
もう一つの「dish」の意味は「料理」という意味です。例えば、「a Mexican dish」は「あるメキシコ料理(一皿)という意味になります。
dishという名詞は「to dish up」という句動詞もあります。この句動詞は「料理をさらにのせる」という意味になります。
そして、「dish」は料理の話以外にもスラングとしての使い方もあります。スラングで「be a dish」という表現は「ハンサム・かわいい・セクシー」という意味になります。
例えば、「That actor is a dish!」は「その俳優はとてもハンサムだ!」という意味になります。しかし、このスラングは少し古いので中高年の方しか使いません(笑)。知識として覚えておくとよいと思います。
それでは、実際の英語ネイティブのdishの使い方を例文を通して覚えていきましょう!
dishの使い方 例文
A: What should I do with these vegetables?
(この野菜はどうすればいい?)
B: Put them on a dish and put it on the table.
(お皿に乗せてテーブルに置いて。)
A: Could you wash the dishes?
(お皿洗いしてくれない?)
B: Sure. You cooked, so I’ll wash the dishes.
(いいよ。あなたが料理を作ってくれたから私がお皿を洗う。)
A: Who washes the dishes in your family? You or your husband?
(あなたの家族では誰が皿を洗いますか。あなたですか。それともご主人ですか。)
B: Neither! We just put everything in the dishwasher.
(誰もしないよ! 私たちは全て食洗器に入れるだけです!)
スラングの使い方 例文
A: What do you think of this actor? He’s aged quite badly!
(この俳優はどう思いますか。やばい老けているね!)
B: Yes, I know. He was such a dish when he was younger, too!
(そうですよね!若い頃は超イケメンだったのにね!)
句動詞の使い方 例文
A: I’m just about to dish up. Can you set the table?
(もうすぐ料理をさらにのせるよ。テーブルにフォークなどおいてくれる?)
B: Sure.
(はい、わかったよ。)
plateの意味と使い方、句動詞の表現
次に「plate」とは「dish」の一種です。「dish」は「食器」という広い意味になると説明しましたが、plateとは「広くて浅い平皿」という意味になります。小さい平皿は「side plate」と言います。大きい平皿は「dinner plate」といいます。スープ用の深いお皿は「plate」ではなく、「bowl」と表現します。
plateは一般的に名詞として使われますが、「to plate up」という句動詞としても使います。これは「お皿に料理をのせる」という意味になります。この表現はレストランのシェフがよく使いますので覚えておくと役立つと思います。
それでは、実際のネイティブのplateの使い方を例文で確認してみましょう。
plateの使い方 例文
A: Which plates should I put on the table?
(どんなお皿をテーブルに置けばいい?)
B: We are having steak, so we need the big dinner plates.
(ステーキを食べるから広い平皿が必要です。)
A: Where do you keep your plates?
(お皿はどこに収納していますか。)
B: In the cupboard on the left.
(左側の棚に入っていますよ。)
A: Oh no! I dropped a plate and it broke!
(やばい! お皿を落として割れてしまった!)
B: Don’t worry, it was just a cheap one.
(大丈夫ですよ。ただの安ものだから問題ない。)
句動詞の使い方 例文
A: I’m just about to plate up!
(もうすぐ料理をお皿にのせるよ!)
B: Ok! Can I help you with anything?
(はい! 何か手伝う事がありますか。)
他の食器・お皿の種類は英語で何と言う?
次にdish、plate以外に日常的によく使いそうな食器、お皿の言い方を紹介してみたいと思います。
- bowl - スープやデザート用の深いお皿
- saucer – ティーカップを乗せる小さいお皿
- platter - とても広い料理用の平皿
- rice bowl -茶碗
- teapot – 急須
- eggcup ー ゆで卵用の食器
まとめ: dishとplateの違い
まとめると、「dish」は一般的に「食器」という意味になります。そのため「wash the dishes」(お皿を洗う)や「dishwasher」(食洗器)などの表現があります。「plate」は「dish」の一種です。
「plate」は「浅い平皿」という意味になります。広いお皿は「dinner plate」になり、小さいお皿は「side plate」といいます。また、「dish」にはもう一つの意味があります。それは「一皿の料理」という意味です。
今回はこれで以上になりますが。他にもこんな時は英語で何と言うの? 〇と〇の単語の違いは? 使い方の違いは? といったような質問がある方は是非ご連絡くださいね! 必ず質問に答えます。