使い分けの違い

due toとbecause ofの違いは? 「~のため・せいで」という意味の英語の使い分け

due toとbecause ofの違いは? 「~のため・せいで」という意味の英語の使い分け

「due to」と「because of」の違いと正しい使い方、使い分けを徹底解説


Michael
Michael
こんにちはアメリカ人の英語教師マイケルです。今回の記事では英語で「~のため」,「~せいで」という意味になる「due toとbecause ofの違い、使い方についてお話してみたいと思います。


英語を勉強している皆さんからすると、少し信じられない事かもしれませんが、実は今回のテーマである「due to」と「because of」という表現は、英語ネイティブも使い方を間違っている人も多いんです。

そのくらい「due to」と「because of」は間違えて使いやすい表現です。これらの表現は両方とも「~のせいで・~のため」という意味になりますが、それぞれ微妙な使い方の違いがあります。

多くの方は、この二つのフレーズが同じ意味、同じ使い方だと思っている人が多いと思います。しかし使い方は違います。それでは「due to」と「because」の違いとはどんな所なのでしょうか。




due toの意味と使い方、文法ポイント


due toの意味と使い方、文法ポイント


due to」(発音:ドュートゥ)という表現は「~のせい」、「~のため」という意味になります。この表現は少しフォーマルなニュアンスになるので、正式なお知らせといった際によく使われます。

日常会話の中で使っても大丈夫な表現ですが、一般的に多く英語ネイティブはこの代わりに「because of」という表現を使います。

しかし、文法的にみると、「due to」と「because of」は同じように使ってはいけません。「due to」の正しい使い方は「名詞の後」です。つまり、「名詞+be動詞+due to ○○」というパターンで使うべきです。

以上の事から「be due to」という表現として覚えた方が良いと思います。「because of」は次のセクションで詳しく紹介しますが、「be due to」と違って「because of」は、動詞または動詞句の後で使うべきです。

それでは実際のネイティブの「be due to」の使い方を例文で確認していきましょう。


be due toの使い方 例文



The cancellation of the soccer game was due to heavy snow.
(大雪のため、サッカーの試合はキャンセルされました。)


The change of departure time was due to engine trouble.
(エンジンのトラブルのせいで出発時間が変更しました。)


The postponement of the wedding was due to the bride’s illness.
(花嫁の病気のせいで結婚式は延期されました。)


The power cut was due to a bad storm.
(ひどい嵐のために停電が起きました。)


The business’s failure was due to cash flow problems.
(ビジネスは現金流量の問題で失敗しました。)


Her bad posture is due to carrying heavy bags.
(彼女は重い鞄を持っているために姿勢が悪いです。)




because ofの意味と使い方、文法ポイント


because ofの意味と使い方、文法ポイント

because of」は「due to」と基本は同じ意味になりますが、「because of」に関しては、動詞または動詞句の後で使う表現です。

例えば、「cancellation was due to ~」というフレーズは「was cancelled because of ~」という言い方になります。

「cancellation」は名詞なので「due to」と一緒に使いますが、「was cancelled」は動詞なので、この場合は「because of」を使う必要があります。

文章の説明だけだとイメージしにくいと思いますので、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。



because ofの使い方 例文



The tennis tournament was cancelled because of bad weather.
(天気が悪いせいでテニスのトーナメントはキャンセルされました。)


Mike’s business failed because of his bad management.
(マイクの管理が悪いせいでビジネスが失敗しました。)


The train was delayed because of signal problems.
(信号にトラブルがあり電車は遅れてしまいました。)


Karen was sacked because of her constant lateness.
(カレンはよく遅刻したので首になりました。)


The event was postponed because of construction work at the venue.
(会場で工事があったせいでイベントは延期しました。)


The restaurant closed early because of the typhoon.
(台風のせいでレストランは早く閉店しました。)




まとめ:「due to」と「because of」の違い


まとめると、「due to」と「because of」は殆ど同じ意味になりますが、使い方の違いがあります。「due to」は一般的に名詞の後で使います。

一方「because of」は動詞または動詞句の後で使う表現になります。そして、多くの英語ネイティブでもそのルールをよくわかっていませんので「due to」と「because of」を同じように扱っている事があります。

ですから、正式な英語の試験などではない限り、使い方の違いに関してはそんなに気にしなくて大丈夫だと思います(笑)。また「due to」の代わりに「be caused by」という表現も使えます。

「caused by」は「~の原因となる」という意味です。この表現を使った場合には必ず「名詞+be caused by ○○」というパターンを使う必要があります。例えば、


The failure of the business was caused by poor cash flow.
(現金流量が悪かったためにビジネスが失敗しました。)


The cancellation of the event was caused by bad weather.
(天気が悪かったためにイベントはキャンセルされました。)


His injury was caused by his job.
(彼の怪我は仕事が原因となりました。)



それでは今回は以上になります。「due to」と「because of」の違いは理解出来ましたでしょうか? 他にもこんな英語の質問をしてみたいという方がいらっしゃれば、是非当サイトのライターにご連絡くださいね!

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