使い分けの違い

mustとhave toの違いとは? 「~をするべき」,「~をする必要がある」はどちらを使うべき?

mustとhave toの違いとは? 「~をするべき」,「~をする必要がある」はどちらを使うべき?

英語で「~をするべき」、「~をする必要がある」という際にどちらを使う必要がある?


皆さんこんにちは。マリです。今回の記事では、中学の英語で勉強した基礎文法の復習として「have toとmustの違い、意味、使い方」についてお話ししてみたいと思います。



この二つの文法ポイントは日常英会話で必ず出てきますので、英語を勉強している方は勿論、英会話が上手になりたい方もしっかりと使い方を覚えた方がよいと思います。have toとmustの意味はとても似ていますが、ニュアンスと使い方の違いがあります。

その為、この記事はその違いを詳しく紹介しながら、英語ネイティブが実際に使うようなシーンの例文も合わせて紹介しますので是非使い方も覚えてみましょう。

それでは、mustとhave toの違いとはどんなところなのでしょうか。まずは「must」の詳しい使い方から紹介します。




mustの意味は? 使い方やニュアンスは?


mustの意味は? 使い方やニュアンスは?

まず「must」(発音:マスト)は、何かの命令や義理、ルールを表現する際に使う助動詞になります。この単語は助動詞なので、一般動詞と一緒に使う必要があります。つまり「must + 一般動詞」というパターンになります。

このパターンを使うと「~をしなければならない」や「~をするべき」、「~をする必要がある」という意味になります。

そして、何かをお勧めする際にも使う事ができます。例えば、「この遊園地はすごいから絶対行った方がいいよ!」のような事を言いたい際には、「must go to ~」という文法を使って表現する事ができます。

逆に否定文の「must not/mustn’t」は「~をしてはいけない」という意味になります。この文法は表現的には強く堅い「命令」や「叱咤」になります。ですから、使われるシーンとしては、大人同士というよりも、親子や先生と生徒のような間柄で使う文法になります。

もう一つのmustの使い方は「~に違いない」、「~のはずだ」という意味の使い方です。つまり、「仮定」を表す際に使う表現になります。例として、「he must be disappointed」は「彼はがっかりしているに違いない」という意味で使います。

そして、さらにもう一つ別のmustの使い方があります。これは助動詞ではなく、名詞としてのmustの使い方です。名詞として使うと、「やるべき事」という意味になります。「must-have」(持つべきもの)や「must-buy」(買うべきもの)、「must-see」(観るべきもの)という表現で使えますので役立ちます。それでは、実際のネイティブのmustのそれぞれの使い方を例文で紹介していみたいと思います。


ルール、義理、命令を表現する mustの使い方



Students must come to school by 8:15 every day.
(生徒は毎日8時15分までに学校に着かなければなりません。)


You must hand in this homework today.
(この宿題は今日中に提出するべきです。)


You must go to sleep right now.
(あなたは今すぐに寝なければならない。)


Teachers must check the attendance at the start of each class.
(先生は授業の初めに必ず出席者を確認する必要があります。)



何かを勧める際のmustの使い方



You must try this cake – it’s delicious!
(このケーキを食べてみた方がいいよ!とってもおいしい!)


You must see this movie! It’s fantastic!
(この映画を観た方がいいよ!とてもおもしろいよ!)


You must eat at that new Italian restaurant. The food is wonderful!
(あの新しいイタリア料理屋で食べてみた方がいいよ。料理は素晴らしいよ!)




仮定・想像する際の表現でのmustの使い方



Why are you wearing just a t-shirt in this weather? You must be freezing!
(あなたはどうしてこんな天気にTシャツしか着てないの?あなたは寒いに決まっている!)


I heard that Taro failed the entrance exam. He must be very disappointed.
(太郎が入学試験に落ちたということを聞きました。彼はとてもがっかりしているに違いない。)


You must be so tired after working such a long day!
(あなたはそんな長い時間働いたなんて、とても疲れたに違いない!)



「~をしてはいかない」という事を表現する際の「must not/mustn’t」の使い方



You mustn’t touch the heater – you’ll burn your hands.
(ヒーターを触っちゃいけないよ。手をやけどするよ。)


You mustn’t tell anyone about my mistake!
(あなたは私のミスについて誰にも言っちゃいけないよ!)


We mustn’t use this room. It’s reserved for a meeting later.
(この部屋をつかってはいけない。会議のために予約されているから。)



「やるべきこと」を表す名詞 mustの使い方



This ebook is a must for learners of British English.
(この電子書籍はイギリス英語の学習者には必要なものです。)


If you are a fan of science fiction, this film is a must!
(サイエンスフィクションのファンであれば、この映画を観るべきだ!)


A mini-bag is this season’s must-have item.
(ミニバッグはこのシーズンの買うべき流行りものです。)





have toの意味は? 使い方やニュアンスは?


have toの意味は? 使い方やニュアンスは?

次に「have to」は「must」と同じように「やるべきこと、義理、ルール」などのことを表す文法ですが、「have toはmustほど強くない」表現になります。使い方としては「have to + 一般動詞」というパターンを使います。

そして、「must」では過去形を表すことができません。そのため、過去の義務、やるべきことについて話す際には「have to」の過去形「had to」を使う必要があります。


そして、「have to」は「must」と同じように「何かをお勧めしたりする際の表現」としても使う事が出来ます。例えば、「you have to see this movie!」(この映画を観るべきだよ!)といったお勧めを紹介する際に使えます。

さらに、「~に違いない」という表現の際にも「must」と同じように使う事が出来ます。例えば、「you have to be kidding!」(それは嘘でしょう!)といった表現としても使う事ができます。

しかし、「have to」の否定文は「must」の否定文とは、かなり違う意味になります。「don’t have to」は「~をしなくてもいい」という意味になります。これは「mustn’t」とは違いますね。「mustn’t」は「~をしてはいけない」という意味になります。この違いをしっかりと覚えて下さいね。

それでは、実際の英語ネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。通して使い方を覚えていきましょう!


何かやるべき事を表現する際のhave toの使い方



We have to catch our train at 9 o’clock.
(私たちは9時に電車に乗らなければならない。)


I have to take this medicine three times a day.
(私はこの薬を1日に3回飲む必要があります。)


Mike has to go on a business trip to Osaka next week.
(マイクは来週出張で大阪に行く必要があります。)



何かを勧める際のhave toの使い方



You have to buy this dress! It’s gorgeous!
(このワンピースは絶対買わないとだめだよ!とても素敵ですよ。)


You have to see the Christmas illuminations in the city centre.
(町の中心にあるクリスマスイルミネーションを見た方がいいよ。)


You have to buy this vacuum cleaner. It’s the best.
(この掃除機を買った方がいいよ。最高だよ。)




仮定・想像する際の表現でのhave toの使い方



That has to be a wig! That man used to be bald!
(それはかつらに違いない!その男性は昔剥げていたのに!)


That has to be a foul! The player is injured!
(それはファウルだろう!選手はケガしたのに!)


You have to be kidding!
(それは冗談でしょう!)





まとめ: mustとhave toの違い


mustとhave toの違いをまとめると、これらはとても似ている文法です。基本的には、両方とも「やるべきこと」、「義務・義理」、「ルール」などを表す表現になります。

そして、「何かを勧めする際」や「仮定・想像していること」も表す場合があります。しかし、否定文の場合には、大きな違いが出てきます。

例えば、「must not/mustn’t」は「~をしてはいけない」という意味になり、「don’t have to」は「~をしてなくてもいい・する必要ない」という意味になります。

この点に関しては大きな違いがありますので、ここの違いをしっかりと覚えて使ってみて下さいね! 英語の基礎文法を覚える為には、闇雲に暗記するのではなく実際に使いながら言葉として文法を覚えると身につくやすいと思います。

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