tableとdeskの違いや使い分け、微妙なニュアンスの違い
皆さんこんにちは。カイリーです。今回の記事では、英語で「机」という際の「tableとdeskの違い」についてお話ししてみたいと思います。
table、deskなどの単語は日常英会話によく出てくる単語なので、英語学習を始めたばかりの中学生も知っているような単語だと思います。一見すると似ているこの単語ですが、実は意味が違います。
この二つの単語の意味の間違えると英語ネイティブを会話中に混乱させてしまう可能性があると思いますので、しっかりとそれぞれの意味と正しい使い方を覚えておくべきです。
それでは、「table」と「desk」はどう違うのでしょうか。まずは「table」の意味をクローズアップしていきましょう。
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tableの意味と使い方

「table」とは主に「食卓」、「物を置くテーブル」という意味になります。例えば、「食事用のテーブル」は「dinner table」といいます。
そして「小さな物置用のテーブル」のことを「side table」といいます。また「リビングの真ん中に置く低いテーブル」のことは一般的に「coffee table」といいます。もっと簡単にいうなら、「table」は「仕事用以外で使うテーブル」という意味になります。
そして「table」は他にも色々な意味があります。例えば、「表」は「table」という言い方をします。「時間割」のことを「timetable」といいます。それでは、実際の英語ネイティブのtableの使い方を例文で確認してみましょう。
tableの使い方 例文
A: Where shall I put this plate?
(このお皿はどうすればいいですか。)
B: Put it on the table. It’s dinnertime soon.
(テーブルの上に置いて。もうすぐ夕食の時間ですよ。)
A: Where does your daughter do her homework?
(娘さんはどこで宿題をしますか。)
B: She uses the kitchen table after eating dinner.
(夕食を食べた後にキッチンテーブルを使って宿題をします。)
A: I like your coffee table. Where did you buy it?
(あなたのコーヒーテーブルは素敵ですね。どこで買いましたか。)
B: I bought it on the internet.
(インターネットで買いました。)
A: Don’t put your school textbooks on the kitchen table!
(学校の教科書をキッチンテーブルに置かないでよ!)
B: Sorry mum!
(ごめんね、おかあさん。)
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deskの意味と使い方

次に「desk」という単語は「仕事・勉強用の机」という意味になります。つまり、「table」と「desk」の最も大きな違いは、その「使い方」にあります。そして、デザインの違いもあります。
tableには色々な形がありますし、一人以上が周りに座ることができるタイプのものです。そして、机は一般的に「長方形で一人用」のものを指します。勿論、デザインによっては例外もありますが、基本的にはそいうった部分の違いだと認識しておけばよいと思います。
そして、ホテルや会社の「フロント」も英語で「front desk」や「reception desk」といいます。
また他には「desktop 〇〇」という使い方もあります。例えば、「desktop computer」は「普通サイズのパソコン」という意味になります。「desktop calendar」は「卓上カレンダー」という意味になります。「desktop clock」は「机の上に置く時計」という意味になります。
それでは、ネイティブが使う色々なdeskの使い方を例文で確認してみましょう。
deskの使い方 例文
A: Did you buy a desk for your son when he started elementary school?
(息子さんが小学校に入学したときに机を買いましたか。)
B: Yes, we did. He does his homework at the desk every night.
(はい、そうですよ。彼は毎晩その机を使って宿題をしています。)
A: Have you finished the accounting report?
(会計のレポートを終わらせましたか。)
B: Yes, it’s on my desk, next to my computer.
(はい、パソコンのそばの机の上にありますよ。)
A: Who is the woman working at the front desk?
(フロントで働いている女性は誰ですか。)
B: That’s Susan. She started this week.
(スーザンさんですよ。今週からここで働いています。)
A: Why is your desk so messy?
(あなたの机はどうしてこんなにめちゃくちゃなの?)
B: I’m not good at organising paperwork.
(紙の管理が苦手だからですよ。)
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他の「机・卓」という意味になる英単語

「table」と「desk」以外にもいくつか同じような意味になる関連語がありますので、紹介していきます。例えば、「職人が使うような作業テーブル」を英語では「bench」や「workbench」と言います。
他にも「モダンなタイプのキッチンでよく見かける背が高く細いタイプのテーブル」のことを「counter」や「breakfast bar」といいます。
そして「テレビやランプを置くようなサイズの小さなテーブル」のことを「side table」と言います。それ以外にも「stand」という言い方もあります。
例えば、「ベッドの隣に置くようなテーブル」の事を「night stand」といいます。それでは、実際の英語ネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。
tableの関連語の使い方 例文
A: Your husband makes jewellery, doesn’t he?
(旦那さんはジュエリーを作りますよね。)
B: Yes, he has a workbench in our garage.
(そうですよ。彼は車庫に作業台があります。)
A: Where shall we have lunch?
(ランチはどこで食べましょうか。)
B: Let’s just eat it at the breakfast bar in the kitchen.
(キッチンのカウンターで食べましょう。)
A: Where is that book you lent me?
(あなたが貸してくれた本はどこにあるかな。)
B: I saw it on your nightstand.
(あなたのベッドのそばにある小さいテーブルで見たよ。)
まとめ: tableとdeskの違い
まとめると、「table」と「desk」の最も大きな違いはその使用方法にあります。「table」は主に食事をとる場所で使う机です。そして「desk」は主に仕事をする場所に設置する机となります。
一般的には「table」の方が広い意味のある単語です。「desk」は「table」の一種と考えてもらえればよいと思います。今回はこれで以上になりますが、他にも英語に関する質問があれば、是非当サイトの英語ネイティブ教師に質問ください!
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