zenとbeneath you/meの意味と使い方とは?

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ジェイムズ・コーデンの悪態からみる英語「zen」と「beneath all of us」という表現の意味と使い方

マリ
皆さんこんにちは。マリです。今回記事では読者の方から頂いた「zen」と「beneath all of us」」という英語について紹介したいと思います。

この質問のテーマは、イギリス人の俳優「ジェイムズ・コーデン」という人物があるレストランでスキャンダルを起こしたという出来事が元になっています。

それでは、実際に頂いた質問はこちらになります。

読者の方の質問:

コメディアンのJames CordenがNYのレストランでサーバーに悪態をついた、ということが話題になりました。彼の発言は次のようなものですが、

その中にI feel so Zen about the whole thing. … I just think it’s beneath all of us. というのがあります。

Zenは仏教用語からきているのはわかっていますし、「そのこと全体については冷静にとらえている」という意味かと思いますが、日常的に使うのでしょうか、そして誰でも理解するのでしょうか。

また、beneath all of usとの関連づけてご説明をお願いします。

“I haven’t done anything wrong, on any level,” he continued. “…I was there. I get it. I feel so Zen about the whole thing. Because I think it’s so silly. I just think it’s beneath all of us. It’s beneath you. It’s certainly beneath your publication.”

ご質問ありがとうございます。そして、いつも当サイトをご覧頂きましてありがとうございます。まずは頂いた質問に答える前に、多くの方は「ジェイムズ・コーデン」という有名人について知らない方もいらっしゃると思いますので、少しだけ彼のバックグランド情報を紹介してみたいと思います。

イギリス人の俳優 ジェイムズ・コーデン

ジェイムズ・コーデン(James Corden)とは、イギリス人のコメディアン・俳優です。しかし、彼の現在の活躍場はアメリカです。彼は大人気インタビュー番組の「The Late Late Show」の司会者(プレゼンター)です。

イギリスで活動していた頃の彼は「Gavin and Stacey」というコメディードラマのシリーズに出演していました。彼はそのシリーズの脚本家でもありました。

しかし、コーデンは最近あるスキャンダルに巻き込まれました。あるアメリカ人のレストランオーナーによれば、コーデンは彼のレストランに訪れた際、ウェイターなどのスタッフに対してとても失礼な態度をとったそうです。

コーデンは注文した内容を間違えたウェイターに「バカ!」や「こんな簡単な事ができないの?」といった文句を言ったそうです。このニュースが新聞や雑誌に掲載された時に、彼はまた文句を言いました。彼の言い分では「自分は何も悪い事していない」という意見を強く主張していました。その際のコメントはこちら:

“I haven’t done anything wrong, on any level,” he continued. “…I was there. I get it. I feel so Zen about the whole thing. Because I think it’s so silly. I just think it’s beneath all of us. It’s beneath you. It’s certainly beneath your publication.”
(私は全く悪い事をしていない。私はたしかに、そのレストランにいたんだ。わかっているよ。でも、今全体的に冷静だよ。なぜなら、くだらないゴシップだと思っているからだ。このゴシップは注目するに値しない。あなたの新聞はもっと価値のあるニュースを紹介するべきだ。)(意訳)

zenの意味と使い方

質問を下さった方がおっしゃる通り「zen」は元々仏教の用語から来ている単語です。しかし、現在、この言葉は日本語から来た外来語として使われていますので、元々の意味とは違うニュアンスを与えます。

英語で使った場合には「冷静」や「安らか」、「平和的」といったニュアンスを与える単語になります。主に形容詞や副詞として使う英単語になっています。この単語は現在でもまだ使われていますが、最も使われていたブームの時期としては2005年くらいがピークでした。

zenの使い方 例文

It is impossible for Maria to achieve zen because she works full time and has three children.
(マリアには冷静で平和な生活は無理です。何故ならフルタイムの仕事の上に3人の子供の面倒も見ているからです。)

Thanks to her zen personality, Sharon never felt stressed.
(冷静な性格のおかげで、シャロンはストレスを全く感じなかった。)

be beneath 〇〇の意味と使い方

この「beneath」という単語は元々「~の下」という意味になる前置詞・副詞です。しかし、「be beneath 人」という表現は「話にならない」、「~がくだらない」、「注目するに値しない」という意味になります。

ジェイムズ・コーデンの言葉では、「そのゴシップ・ニュースはくだらなくて話にならない」というニュアンスで使っています。この表現は日常英会話でよく使われますので、使い方を覚えといた方が良いと思います。

be beneath ○○の使い方 例文

I don’t want to hear office gossip. It’s beneath me.
(私は職場のゴシップを聞きたくない。くだらないからです。)

Why are you watching such an awful TV show? Reality TV is beneath you, don’t you think?
(どうしてこんなにひどいテレビ番組を観ているの?リアリティ番組はくだらなすぎと思わない?)

まとめ:「zen」と「be beneath ○○」の意味と使い方

まとめると「zen」と「be beneath ○○」は両方とも英語の日常会話でよく使われる表現です。「zen」という言葉は主に「冷静・落ちついている」という意味になり、「be beneath ○○」「くだらない・話にならない」という意味になる表現として使われています。それでは、以上になります。他にも気になる質問があれば、是非ご連絡ください。

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