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「ドンマイ!」って英語で何という? 間違えて「don’t mind!」とは言わないで!

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「ドンマイ!」と「don’t mind!」は違うの?


マリ
マリ
皆さんこんにちは。今回は日本語でもよく使われる「ドンマイ!」は英語で何と言う?というテーマについてお話してみたいと思います。


私が日本で初めて「ドンマイ!」という言葉を聞いた時「それってどういう意味なの?」と不思議に思いました。音の響き的には英語の「don’t mind」に似ていますが、それとは全く違うシーンで使っているので、当時の私は全く意味が分かりませんでした(笑)。

皆さんの立場からすると「ドンマイ!」は英語っぽいので、そのまま英語で使えるでしょうと思う方は大勢いると思います。しかし、実は「ドンマイは和製英語」になりますので、英語のdon’t mindとは違う意味とニュアンスを与える表現です。

そこで今回の記事では「ドンマイ!」という意味になる英語を紹介したいと思います。そして、合わせて「don’t mind」の意味と使い方も紹介したいと思います。




「ドンマイ」って英語で何というの?


日本語でよく使う「ドンマイ!」は英語にすると色々な言い方があります。しかし、英語の言い方を紹介する前に日本語のドンマイの意味と使い方をクローズアップした方が良いと思います。この「ドンマイ」という掛け声は主に「スポーツ応援・トレーニング」などのシーンで多用されている表現だと思います。

例えば、野球選手がキャッチをミスした際には、コーチやファン、チームメイトなどが「ドンマイ!」と声をかけます。つまり、これは「気にしないで!」や、「大丈夫だよ!」という慰めの応援といったニュアンスですね。

それでは、英語ではこういったシーンでどんな表現を使うのでしょうか。日本語の「ドンマイ」(気にしないで!)は英語にすると以下の表現になります:


  • Don’t worry about it! (大丈夫だよ!心配しないで!)
  • Never mind!(気にしないで!)
  • It’s ok!(いいよ、大丈夫!)
  • It doesn’t matter!(構わないよ!)
  • Forget about it!(忘れてよ!)
  • No problem! (問題ないよ!)
  • It’s no big deal! (大した問題じゃないよ!)



上記の表現はスポーツのシーン以外でも問題なく使えます。例えば、職場で部下に「気にしないで」と伝えたい場合には上記の表現を使えます。これらは全て「励ます」ような表現なので、どのようなシーンでも使用OKです。それでは、実際の英語ネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。





「ドンマイ!」という意味になる英語 例文



A: Mom, I failed my math test.
(お母さん、数学の試験は不合格でした。)

B: Don’t worry about it. You did your best.
(気にしないで。頑張ったね。)



A: Sorry guys, I should have scored then.
(みんな、ごめん。ゴールを決めるはずだったのに。)

B: It doesn’t matter. You’ll get more chances in the second half.
(ドンマイ。後半にはまたチャンスが来るよ。)



A: Here’s the finished document. I’m sorry it’s a bit late.
(こちらは済ませた書類です。少し遅れてすみません。)

B: It’s no big deal. You’ve had a lot of other work to do this week.
(大丈夫ですよ。あなたは今週他の仕事がたくさんあったからね。)





don’t mindとは英語でどんな意味?


日本語の「ドンマイ」は明らかに英語の「don’t mind」から来た和製英語です。しかし、「don’t mind」は英語で違うニュアンスを与えます。

英語では「私は特に意見がない」や「どっちでもいいよ」というニュアンスを与えるフレーズです。例えば、「今夜は何食べたいですか」と質問された際に「I don’t mind」という返事をすると「別に何でもいいよ」という意味になります。

これは主にイギリス英語で使われている言い方ですが、勿論他の英語圏の国でも通じます。アメリカ人は同じシチュエーションで「I don’t care」という言い方を使う傾向にあります。

イギリス人は「don’t mind me」という表現も使います。これは「私の事を気にしないで」や「お邪魔します」という意味になる表現です。それでは、実際の使い方を例文を通して覚えていきましょう。


don’t mindの使い方 例文



A: What do you want for lunch?
(ランチは何が食べたいですか。)

B: I don’t mind. I’ll have whatever you’re having.
(別に何でもいいよ。あなたと同じものを食べます。)


※アメリカ英語では「I don’t care」も使われています。



A: Shall we watch this horror movie, or this comedy?
(このホラー映画か、このコメディー映画か、どっち見ようかな。)
B: I don’t mind. I like both genres.
(どっちでもいいよ。私は両方のジャンルが好きだから。)

A: Let’s watch the comedy, then.
(じゃ、コメディーにしよう。)



A: What are you doing in the kitchen?
(キッチンで何をしているの?)

B: Oh, don’t mind me. I’m just getting some water. I’ll leave in a minute.
(あ、私の事に気にしないで。水だけとっている。すぐいなくなるよ。)


※イギリス人が使う表現です。




まとめ:「ドンマイ!」の意味と使い方


まとめると日本語の「ドンマイ」は英語の「don’t mind」という言い方になりません。日本語のドンマイは和製英語です。英語でこの表現を表す場合には代わりに下記の表現を使いましょう!


  • Don’t worry about it! (大丈夫だよ!心配しないで!)
  • Never mind! (気にしないで!)
  • It’s ok! (いいよ、大丈夫!)
  • It doesn’t matter! (構わないよ!)
  • Forget about it! (忘れてよ!)
  • No problem! (問題ないよ!)
  • It’s no big deal! (大した問題じゃないよ!)



そして「don’t mind」は英語では「なんでもいいよ」、「特に意見ないよ」、「私は構わないよ」という意味になる表現です。今回はこれで以上になります。もっと他にもこんな英語が知りたい!
ネイティブならではの表現や使い方が知りたいなど。英語に関する質問がある方は是非ご連絡くださいね!


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