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ネイティブの英語教師が指摘! 日本人が間違えて使っている英語表現を紹介してみます
私は、日本人を対象に英会話を教えています。アメリカの英会話講師のMichaelです。今回は、日本人の間違えやすい英語と、その直し方について紹介していきたいと思います。
私の日本人の生徒達は英語を話す際、ある共通したパターンで、英語を間違えて話している事が多いです。
今までの英語教師キャリア中で数千人の中・高校生を対象に英語を教えてきましたが、このパターンの間違いは非常によくみられます。
私は日本人の話す英語の癖に慣れていますので、もちろん意味は通じますが、本人がこれらの小さい間違いに気が付き、その問題に注意して英語を使うようにすれば英語のレベルはすぐに上がってくると思います。
日本人のよく間違えやすい英語の例
あなたがもし以下に紹介する間違いに気が付かずに使っているなら、今は心配しなくても大丈夫だと思います。
その間違いの箇所にフォーカスして意識的に英語を直す事が出来れば必ず改善出来るでしょう。
1. ”Interesting”の使い方
日本の英語授業では、中学校の一年生くらいに「interesting」という単語を覚えます。そしてこの単語は授業で「面白い」という意味で教えられています。
意味としてはそうですが、日本語の「面白い」という意味が、いつも英語の「interesting」という意味に相当するというわけではありません。
英語の「interesting」は、「面白い」というニュアンスで使うよりも、「興味深い」という意味に近いと思います。
・正しい使い方
Science is interesting. (理科は面白い)
この使い方はオッケーです!
・変な使い方
This comedian is interesting.
コメディアンは「興味深い」という使い方はしませんよね。正しくは、This comedian is funnyというフレーズを使うといいでしょう。
・あまり良くない微妙な使い方
Soccer is interesting.
この場合は、Soccer is funや、soccer is enjoyableなどのフレーズを使う方がいいでしょう。サッカーの作戦やテクニックに興味があれば、interestingを使うといいと思いますが、「楽しい」というニュアンスを使った方がいいと思います。
2. Go to ~ 、 Go ~
「go to shopping」や、「go to swimming」等。この問題も、日本の中学生や中学生レベルの英語を勉強している人達に多くみられる間違えやすい箇所だと思います。
簡単に説明してしまうと、場所の話であれば、toを使います。「shopping」や「swimming」などのアクティビティーであれば「to」を使いません。
文章としての意味は通じると思いますが、かなり片言っぽい英語を話しているニュアンスになってしまいます!
3. Veryの使いすぎには気をつけよう!
Very delicious (とても美味しい)や、very wonderfulというフレーズをよく耳にします。Deliciousは大体「美味しい」という意味で使われています。
また「delicious」には「一番おいしい」というニュアンスが含まれています。ですから、わざわざ「very」という強調する言葉を付けなくても大丈夫です!
つまり「Very delicious」というフレーズは英語圏のネイティブスピーカーは使いません。
4. Safe, safety, safelyの使い方
この英語の間違いは、絶対に「交通安全キャンペーン」からきた間違いなのではないでしょうか・・・。
私は、日本に住んでいて「Safety driving!」と書かれた英語のスローガンの看板をよく見かけます。しかしこの英語の使い方は間違っています。
- Safeは、形容詞ですので、「安全な○○」に相当する意味になります。
- Safetyは、名詞ですので、「安全性」に相当する意味になります。
- Safelyは、副詞ですので、「安全に○○をする」に相当する意味になります。
- I will study homework tonight. (間違い)
- I will do my homework tonight. (正しい)
- I am studying French. (微妙・不自然)
- I am learning French. (正しい)
- ステップ1: リスニング
- ステップ2: リピーティング
- ステップ3: シャドーイング
- ステップ4: プラクティス
- ステップ5: ディクテーション
以上にあげた例は、一応通じてしまう英語ですが、ニュアンスが変な英語なので使わないように心がけましょう。

5. Studyの使いすぎ!
英語圏の人は、「study」という動詞をあまり使いません。代わりに「learn」という単語の方がよく使われています。場合によって違う動詞を使います。
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この教材は、日本の中学校で教えられている英会話において基礎になるベーシックな英語知識(文法)を”ゼロから頭脳にインストール”するというコンセプトの教材になっています。
当教材は合計で「12のセクション」で構成されています。中学校の1,2,3年生の時に学習した基礎英文法をステップバイステップでメソッドにより学んでいきます。
「English Reboot」は以下の学習ステップに沿って”英語を話す為の基礎知識”を固めていき、実際の英会話で使われている「文法パターン」を使い繰り返し「アウトプット訓練」を行っていきます。
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