使い分けの違い

tradition, custom, habitの違いとは? 使い分けは? 伝統・習慣という意味の英語

tradition, custom, habitの違いとは? どう使い分ける? ニュアンスは?

英語で「伝統」,「習慣」,「国民的行事」という意味の「tradition、custom、habitの違いとは?


ダン
ダン
皆さんこんにちはダンです。今回の記事では、意味がよく似ている3つの英単語の使い方と使い分けとして「tradition、custom、habitの違い」についてお話してみたいと思います。


この3つの中で「tradition」と「custom」は特に意味が似ている単語です。「tradition」は日本語で「伝統」になります。「custom」は「習慣」という意味です。

実はこの二つは英語で「どちらでも使える場合がある」という単語なので、英語学習者にとって使い分けはとても難しいと思います。

「habit」は「custom」という単語に似ていますが「微妙な違い」がありますので、そこで今回の記事ではこの三つの単語の正しい使い方とそれぞれの意味を詳しく紹介したいと思います。



traditionの意味と使い方


traditionの意味と使い方

まず最初に「tradition」は日本語で「伝統」という意味になります。「tradition」は主に「ある国の中で過去から現在まで伝えられたもの、ストーリー、アクティビティー」という意味として使われます。

つまり「文化的に行う習慣」といった方が正しいと思います。一般的には「長期的に続いている事」に対して使う単語になります。

しかし、もう少しカジュアルな言い方もあります。例えば、自分の家族の中で昔から(過去から)やっている行事、アクティビティーの事を「tradition」と呼ぶ事も出来ます。

もう少し身近な例でわかりやすく説明すると、例えば「自分の家族で毎年のお正月に行う特別な習慣」などがあれば、それを「family tradition」と呼んでも大丈夫です。

他には「traditionally」という関連単語があります。これは副詞で「伝統的に」という意味になります。そして、「traditional」という単語もあります。これは形容詞で「伝統的な」という意味になります。

それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。


traditionの使い方 例文



One of our town’s traditions is to have an Easter Egg hunt on Easter Sunday.This tradition has been carried out for 200 years.
(私達の町が行う一つの伝統として、毎年のイースター・サンデーに「イースター・エッグ・狩り」というアクティビティーを行います。この伝統は200年前から続いています。)


One Christmas tradition in the UK is to put coins in the Christmas pudding.
(イギリスのクリスマスの伝統の一つには、クリスマスプディングの中に硬貨を入れる事です。)


The Royal Family have a tradition of exchanging presents on Christmas Eve, not Christmas Day.
(イギリスの王家はクリスマス・デーではなく、クリスマス・イブにプレゼントを交換する伝統があります。)


It’s our family tradition to go to the shrine early on New Year’s Day.
(元日の朝早くに神社でお参りする事は私の家族の伝統です。)





customの意味と使い方


customの意味と使い方

custom」は「習慣」という意味になります。「tradition」に似ていますが「長期的にやり続けている」というニュアンスはありません。

しかし、場合によって「tradition」と「custom」は同じ意味になります。例えば「custom」は「あるグループの人(国民、ある団体、ある宗教)が定期的に行う習慣」というニュアンスになります。

例えば、日本では、ビジネスシーンで誰かと初めて会う際に「名刺を交換する習慣custom)」があると思います。名刺の例では「tradition」よりも「custom」の方が正しい使い方だと思います。

それでは、もっと深く理解していく為に実際の使い方を例文でみていきましょう!


customの使い方 例文



It is the custom in Japan to bow when greeting someone.
(日本では人と出会った際にお辞儀をする習慣があります。)


In western countries, it is the custom to shake hands with someone when you meet for the first time.
(欧米の国々では人と初めて会う際に握手をする習慣があります。)


In Japan, there is no custom of tipping in restaurants.
(日本では、レストランでチップを渡す習慣はありません。)


Giving presents when visiting someone’s home is a nice custom.
(人の家に訪れる際にはお土産を渡す事は良い習慣です。)





habitの意味と使い方


habitの意味と使い方

上記の説明でも触れたように「custom」は「ある団体(民族、宗教、団体、会社など)が習慣的に行う事」という意味になります。次に紹介する「habit」という単語にはもっと「個人的な習慣」という意味が含まれています。

そして「habit」は「過去から現在まで伝えられた伝統」という意味になりません。逆に「個人が決めた習慣」というニュアンスで使われます。また、「bad habit」という表現は「」という意味になります。

つまり、「habit」はポジティブな意味もありますし、ネガティブな意味もあります。ですから、文脈によって、その「habit」が良い習慣なのか悪い癖なのかを理解出来るはずです。

それでは、実際のネイティブの使い方を例文でみていきましょう。


habitの使い方 例文



It is my habit to wash my hands as soon as I get into work. I don’t want to catch a cold.
(私は職場に着いた後に直ぐ手を洗う習慣があります。私は風邪を引きたくないからです。)


My husband has a bad habit of leaving his dirty socks on the floor. I wish he’d put them into the wash basket!
(私の旦那は履いた後の靴下をそのまま床に置く悪い癖がある。彼はちゃんと洗濯物かごに入れてくれるといいな!)


I lived in Japan for two years. When I went back to my country, I kept the habit of taking my shoes off before entering the house.
(私は2年間日本に住んでいました。帰国した後、家に入る前に靴を脱ぐ習慣をそのまま続けました。)


My computer has a bad habit of shutting down at random times.
(私のパソコンはランダムにシャットダウンする癖があります。)





「tradition」,「custom」,「habit」の違い:まとめ



今回紹介した「tradition」,「custom」,「habit」の意味と使い方は、それぞれ意味合いが重なる部分もありますが、簡単に説明してしまうと「tradition」は”とても長い間続けられている国、カルチャー的な伝統”という意味になります。

一方、「custom」は現在”特定のあるグループ(国民、宗教など)が習慣として行っている事”に相当する単語になります。「habit」は”個人が続けている習慣(癖)”という意味になります。


tradition(長期的に続いている・過去から伝えられた・国や民族のレベルのもの)

custom(あるグループの人がやる習慣)

habit(個人が決めて習慣的にやる事)




以上、今回は英語学習者が使い方を間違えやすい単語として「tradition」,「custom」,「habit」の違いと使い分けを紹介してみました。

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