fee、toll、fareの違いとは? 料金という意味の英語

fee、toll、fareの違いとは?「料金」という意味の英語の使い方と細かい意味を紹介
目次

「使用料」,「料金」、「通行料」という意味になる fee、toll、fare、charge、price、costの違いと使い方

マリ
皆さんこんにちはマリです。今回の記事では英語で「料金」という意味になる「fee」、「toll」、「fare」という三つの単語の違いと意味・使い分けについてお話してみたいと思います。

これらの三つの単語は全て「料金」という意味になりますが、ニュアンスと使い方に関してはそれぞれ違いがありますので、そういった部分を理解していないと英会話の落とし穴になりやすいと思います。

そのため、今回の記事では、「fee」と「toll」と「fare」の意味の違いを紹介して、正しい使い方を実際に使える例文で解説してみたいと思います。それでは、「fee」、「toll」、「fare」の違いとはどんな点なのでしょうか。

feeの意味と使い方は?

feeの意味と使い方

この「fee」という単語にはとても広い意味があります。意味としては「料金」や「手数料」という意味になりますが、いろいろな場面で使える単語です。例えば、ATMで現金を下ろす際には時間帯によって手数料がかかりますよね。それを英語では「fee」と言います。

そして、博物館などの入場料という場合も「entrance fee」と言います(他の言い方もあります)。まとめる「fee」という単語は「料金」、「入場料」、「手数料」といった意味として使える英単語ですので、覚えておくとかなり役に立つと思います。

それでは、ネイティブのfeeという単語の使い方を例文で確認してみましょう。

feeの使い方 例文

If you cancel your reservation, you will have to pay a cancellation fee.
(予約をキャンセルする場合には解約料がかかります。)

The ATM charged me 220 yen for withdrawing my money.
(ATMで現金を下ろしたときに¥220の手数料がかかりました。)

There is no fee for this transaction.
(この取引には手数料はかかりません。)

I had to cancel my vacation because my husband was sick. The cancellation fee was really expensive.
(旦那が病気になったせいで旅行をキャンセルする必要があったんですよ。解約料はとっても高かったんですよ。)

tollの意味と使い方は?

tollの意味と使い方

次に紹介する「toll」という単語は、一般的に「高速道路」や「渡橋料」といった「道の使用料」について話す際に使う単語です。つまり、ビジネスシーンではあまり使わない単語ですが、車やトラックを運転する人が使う単語です。

例えば、「toll bridge」(有料橋)、toll road(有料道路)といった文脈で使うような単語です。「toll」は名詞なので、「pay the toll」(使用料を支払う)という文脈でよく使います。

発音は「トール」に近いです。それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認していきましょう!

tollの使い方 例文

The toll for this motorway is very expensive.
It would be cheaper to take the train if you are travelling alone.
(この高速道路の使用料はとても高いです。一人で移動する場合には、電車に乗った方が安いですよ。)

This bridge is free to cross but that bridge has a toll of $10.
(この橋は渡るのは無料ですが、あそこの橋は$10の渡橋料がかかります。)

Can I pay the toll by credit card?
(使用料はクレジットカードで払えますか。)

I haven’t got enough money to pay the toll for the motorway. Can you lend me some cash?
(私は高速道路の料金を支払うお金が足りないよ。お金を貸してくれない?)

fareの意味と使い方は?

fareの意味と使い方は?

最後の「fare」という単語は、必ず「運賃」、「交通費」という意味になります。つまり、バスチケット、電車のチケット、タクシー代といった「料金」という意味になります。

しかし、「飛行機代」について話す際には「fare」という単語は使いません。飛行機以外の運賃・料金について話す際には「fare」という単語を使います。

「fare」の発音は「フェア」に近いですが、アメリカ英語の発音では「r」の発音をはっきり言います。「fare」は名詞なので、「bus fare」、「train fare」などの組み合わせでよく使われています。

それでは、実際のネイティブの使い方を例文を通して確認していきましょう!

fareの意味と使い方 例文

I want to take the bus from here to the station. How much is the bus fare?
(ここから駅までバスに乗りたいんですが、運賃はいくらですか。)

You should take a bus instead of a taxi. The fare is about half the price.
(タクシーの代わりにバスに乗った方がいいですよ。運賃は半額くらいだから。)

Have you got enough money for the train fare?  If you haven’t, I can lend you some money.
(電車のチケットを買うためのお金は十分ありますか。足りなければ私はお金を貸してあげますよ。)

The bus fares in this town went up by 20% this year. I think it’s because more people are driving instead of taking the bus.
(今年、バスの運賃は20%値上げしました。それは何故なら、バスの代わりに車で使っている人が増えているからだと思います。)

その他の「料金」に関する英単語 charge、price、costの違いと意味と使い方

charge、price、costの違いと意味と使い方

今回は「fee」、「toll」、「fare」という三つの英単語を紹介しましたが、他にも「料金」に関する似たような英単語があります。

その単語とは「charge、price、cost」という関連語です。「charge」は名詞でも動詞でも使える単語です。動詞として使うと、意味は「(お金を)請求する」という意味になります。

例えば、「The hotel charged me $50 for the room.」(直訳:ホテルは部屋代に$50を請求しました)といった文脈で使います。「price」も名詞と動詞として使える単語ですが、日常会話では主に名詞として使う単語です。

そして「price」は単純に「値段」という意味になります。例えば、「What’s the price?」(値段はいくらですか)といった文脈で使います。

最後の「cost」は主に動詞として使いますが、名詞としても使うことができます。動詞として使うと「かかる」という意味になります。例えば、「This dress cost $30」(このワンピースは$30かかりました。)という意味になります。

まとめ: feeとtollとfareの違い

まとめると、「fee」と「toll」と「fare」はすべて「料金」という意味になりますが、それぞれの単語は違う場面で使います。「fee」には広い意味があり、多くの場合「料金」という意味になります。

「toll」は道路、橋などの「使用料」という意味になります。そして、「fare」は必ず、バスや電車などの「運賃」という意味になります。

以上になります。如何でしたでしょうか^^ 他にも英語を勉強している最中にわからない事があってこんな事が知りたい! 英語圏の各国の文化についてこんな事が知りたい!といった質問があれば、ぜひ当サイトの英語ネイティブライターにご連絡ください。

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