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tiredとtiringの違いは? 「疲れた」,「疲れさせる」という意味の英語表現

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「疲れた」、「疲れさせる」という意味の英語の形容詞「tired」と「tiring」の違いを徹底解説


マリ
マリ
英語学習者がよく間違えて使いやすい「tiredとtiringの違い」についてお話してみたいと思います。


「tired」と「tiring」は両方とも形容詞として使えます。基本的には双方ともに「疲れた」、「疲れる」という意味になりますが、他にも別の意味や使い方の違いがあります。また「tired」と「tiring」は日常英会話で非常によく使われます。

以上の事から、ニュアンスと正しい使い方の違いをしっかりと理解しておくべきだと思います。そのため、今回の記事では実際の会話で使える例文を通して、tiredとtiringの違いと細かいニュアンスの違い、使い方、その他の関連する英語表現を紹介してみたいと思います。

それでは最初に、「tired」の意味と使い方を紹介していきたいと思います。





tiredの意味と使い方


tiredの意味と使い方
tired」は形容詞として使えますし、動詞としても使えます。この単語は元々「tire」(疲れる、疲れさせる)という動詞が由来になっています。しかし、「be tired」というパターンで使うと形容詞になります。

例えば、「I am tired」は日本語で「私は疲れた」という意味になります。

「tired」は形容詞として使うと、「人の気持ち」を表す形容詞になります。例えば、ライティングで使った場合、主語は必ず「人・生き物」になります。

例えば、「He is tired」(彼は疲れた)や「The dog is tired」(犬は疲れた)という文章は正しい使い方になりますが、「It is tired」(それは疲れた)は英語で文法的に変になります。

「it」という主語は人間か生き物ではありませんので「tired」は使いません。「tired」は形容詞として使うと、「人・生き物の気持ち」を表す単語です。

「tired」は動詞としても使えますが、「tire」という動詞の過去形としても使えます。そして、動詞の「tired」は多くの場合、句動詞に入っています。

例えば、「tired 人 out」という句動詞は「人を疲れさせた」という意味になります。他にも「tired of ~」という句動詞は「~に飽きてしまう」という意味になります。

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それでは、実際のネイティブの「tired」の使い方を例文で確認してみましょう!



tiredの使い方 例文



I went to bed very late last night so I’m tired today.
(私は昨晩、とても遅く寝たので今日は疲れました。)


Why are you so tired today?
(あなたはどうしてそんなに疲れたの?)


The dog is tired because I took him for a long walk this morning.
(今朝犬を長い散歩に連れて行った。だから犬は今とても疲れている。)


You look tired. What’s wrong?
(あなたは疲れているようにみえる。どうしたの?)


I’m tired of my boyfriend. I think we will split up soon.
(私は彼氏に飽きちゃったわ。そろそろ別れると思う。)


I took my daughter to the park today. I tired her out!
(私は今日娘を公園に連れて行った。私は娘を疲れさせちゃった!)






tiringの意味と使い方


tiringの意味と使い方
tiring」は形容詞として使えますし、動詞としても使えます。形容詞として使うと、「疲れること・アクティビティー」、「退屈させること・アクティビティー」という意味になります。

つまり、形容詞の「tired」と違って、形容詞の「tiring」は、自分の気持ちではなく”物事の状態”を説明するという単語です。

例えば、「I am tired」は「私は疲れた」という意味になりますが、「I am tiring」は「私は退屈な人」という意味になります。これは一見すると似ていますが、かなり違う意味になりますね!

「tiring」の前にもってくる主語は一般的に「つまらない事」や「大変な事」になります。例えば、「Housework is tiring.」(家事は疲れる・退屈)という意味になります。

ちなみに「tiring」は動詞としても使えますが、「tire」の「進行形」にもなります。例えば、「I am tiring now」という文章は「私は今やっているアクティビティーのせいで疲れてきた」というニュアンスを与えます。

この「tiring」の使い方は滅多に使いませんが、一応正しい使い方になりますので、意味だけは覚えておいて方がよいと思います。それでは、例文を通して「tiring」の意味と使い方を覚えていきましょう!


tiringの使い方 例文



Practicing the piano every day is very tiring. I want to give up.
(毎日ピアノの練習するのがとても退屈です。私はやめたいです。)



A: How was soccer training today?
(今日のサッカートレーニングはどうだった?)

B: It was tiring. My legs are sore now!
(大変だったよ!もう足が痛い!)



This lecture is tiring. I want to go home.
(このレクチャーは退屈だね。家に帰りたい。)


It is tiring getting up at 5am every morning.
(毎朝の5時に起きることはとても疲れる。)


I’m tiring the dog out by throwing sticks for him to chase.
(犬を疲れさせるためにスティックを投げている。)



A: How’s the work going?
(作業はどうですか。)

B: I’m tiring now. I need to take a break.
(今疲れてきた。休憩を取らないと。)






関連表現「めんどくさい」,「嫌な」,「退屈な・うんざり」,「疲れ・疲れた」という際の英語表現


関連表現「めんどくさい」,「嫌な」,「退屈な・うんざり」,「疲れ・疲れた」という際の英語表現
今回は「tiredとtiringの違い、それぞれの意味とニュアンス、使い方を紹介してみましたが、これ以外にも意味が近い関連するボキャブラリーがありますので、それらいくつか紹介してみたいと思います。


tiresome (形容詞)


意味:めんどくさい、いやな、退屈な


This is a tiresome subject.
(これは嫌なテーマです。)



tiredness(名詞)


意味:疲れ


You will feel extreme tiredness after your operation.
(手術後にひどい疲れを感じます。)



tiredly(副詞)


意味:疲れたように、うんざりして


“I’m going to bed now”, he said tiredly.
(彼は「もう寝るよ」と疲れたように言いました。)



まとめ:「tired」と「tiring」の違いについて


まとめると、「tired」と「tiring」は両方とも形容詞として使えますが、微妙な使い方の違いがあります。「tired」は自分の気持ちや人・動物の気持ちを表現する単語になります。

一方、「tiring」は物事やアクティビティーの質を表す単語で、「退屈させる、疲れさせること」という意味になります。

「tired」と「tiring」も同じようによく間違えられる形容詞のペアです。これ以外にも例えば、「boring」と「bored」、「interesting」と「interested」、「surprising」と「surprised」などの似たような形容詞もよく使い方を間違えてしまいますね。

一般的に、「~ed」で終わる単語は自分の気持ちを表す単語で、「~ing」は「物事の質」を表す単語になります。以上になります。もっとこんな英語が知りたい!という質問がある方は是非当サイトのライターにご連絡してください!


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