スポンサーリンク
鋭いという意味だけじゃないsharpの色々な意味と使い方
皆さんこんにちは。スコットです。今回の記事では「sharp」という単語の意味と使い方を紹介したいと思います。この単語は形容詞で「鋭い」という意味になりますが、実は英語ネイティブは様々な文脈でこの単語を使います。
英会話を勉強している人はsharpの様々な使い方を覚えておくと役に立つと思いますし、自分の英語がもう少しネイティブっぽくなると思います。それでは「sharp」にはどういった意味があるのでしょうか。
スポンサーリンク
「ものが鋭い」という意味になる sharp

まず最初は最もベーシックな使い方だと思いますが、sharpは「ものが鋭い」という意味になります。例えば、ナイフ、刃物、針といったものは全て「鋭利なもの」なので英語ではこういったものは「sharp」と表現します。
「sharp」の発音はカタカナ読みだと日本の電気製品の会社名と同じ「シャープ」となりますが、アメリカ英語の発音の場合には、単語の真ん中のrをはっきり発音することになります。一方、イギリス英語の発音はカタカナの「シャープ」なので日本語の発音とあまり変わりません。
そして「sharp」は形容詞ですが、「sharpness」という名詞があります。これは「鋭利」という意味になります。形容詞の比較級は「sharper」になり、最大級は「sharpest」になります。
それでは、実際に英語ネイティブのsharpの使い方を例文で確認してみましょう!
「ものが鋭い」という意味になる sharpの使い方 例文
A: I need a knife to cut the bread.
(パンを切るにはナイフが必要です。)
B: Here you are. Be careful though, it’s very sharp.
(はい、どうぞ。ただ気を付けて。とても鋭いよ。)
A: This pencil is difficult to write with.
(この鉛筆は書きずらい。)
B: That’s because it’s blunt. You need a sharper one.
(それは何故ならとがっていない(鈍い)からだよ。もっと鋭いのが必要。)
A: I dropped a glass and it shattered on the floor. Be careful!
(私はグラスを落として床で割れちゃった。気を付けてね!)
B: I know! I just stepped on a sharp piece of glass!
(知ってるよ!今鋭いガラスを踏んじゃったよ!)
スポンサーリンク
「鋭い痛み」という意味になる sharp

sharpという表現は物だけに限った事ではなく「痛み」について話す際にも使えます。これは日本語の「鋭い痛み」と同じ意味・使い方になると思います。
一方、「鈍い痛み」と表現したい場合は「dull pain」になります。それでは「鋭い痛み」という意味になるsharpの使い方を実際の英語ネイティブの使い方を例文で確認してみましょう!
「鋭い痛み」という意味になるの使い方の例文
A: Please describe your symptoms.
(症状を教えてください。)
B: I have a sharp pain in the left side of my chest.
(胸の左側に鋭い痛みを感じます。)
A: Was it painful giving birth?
(出産は痛かったですか。)
B: Yes, the contractions were terrible! I had sharp pains in my belly!
(そうですよ! 陣痛はひどかったです! おなかに鋭い痛みがありました!)
A: What happened to your leg?
(足はどうしたの?)
B: I was playing football and I got tackled. I felt a sharp pain in my shin. An x-ray showed that it was broken.
(サッカーをやっていた時にタックルされた。すねに鋭い痛みを感じた。レントゲンでみたら骨折だと確認できた。)
「頭がよい」という意味になるsharp

もう一つの使い方は「頭の動きが速い人」、「頭がよい人」という意味になります。この使い方は日常会話でとてもよく使われます。
使い方としては「誰々is sharp」という文法パターンで使用します。また「very sharp」、「extremely sharp」といったコロケーションでもよく使われます。そして、「a sharp person/man/woman/girl」といった使い方もあります。
それでは、「頭がよい」という意味になるsharpの使い方を例文で確認してみてみましょう。
「頭がよい」という意味になるの使い方の例文
A: What’s your new student like?
(新しい生徒はどんな人ですか。)
B: She’s very sharp and learns quickly.
(彼女はとても頭がよくて覚えるのが速いです。)
A: Mike failed his exam again!
(マイクはまた試験に落ちちゃったね。)
B: Yes. He’s a nice guy but not very sharp.
(そうですよね。彼はとてもやさしい人ですが、あまり頭はよくないね。)
A: I don’t understand this maths question! It’s too difficult!
(この数学の問題の意味が分からないよ!難しすぎ!)
B: Don’t give up! You’re really sharp – you can do it!
(あきらめないで!あなたは頭がいいからできるよ!)
「おしゃれ」という意味になる sharp

もう一つのsharp使い方は「おしゃれ」という意味です。これも色々なパターンで使われていますが、「to look sharp」という表現は「おしゃれに見える」という意味になります。
そして、「a sharp-dresser」は「洋服のテイストがよい」という意味になります。「sharp-suited businessman」という表現は「小綺麗なスーツを着ているビジネスマン」という意味になります。
これは誉め言葉なので自由使ってくださいね! では、例文を見てみましょう!
「おしゃれ」という意味になるの使い方 例文
A: You’re looking sharp today! Are you going anywhere special?
(あなたは今日おしゃれだね!どこか特別な場所に行く予定ですか。)
B: Yes, I’m going on a date!
(そうよ!これからデートに行くよ!)
A: Tom always looks good. What’s his secret?
(トムはいつもかっこよく見えるね。彼の秘密はなんだろうね。)
B: He’s a sharp dresser and he has a good physique.
(彼は洋服のテイストがよくて、体もいいからね。)
A: Bob has terrible taste in clothes.
(ボブは洋服のテイストがひどいよね。)
B: Surprisingly, he’s a sharp-suited businessman on weekdays!
(驚いたことに平日は小綺麗なスーツを着ているビジネスマンですよ!)
他の「sharp」の意味と使い方にはどんな使い方がある?

上記ではsharpという単語で最もよく使れる意味を中心に紹介してみましたが、他にも使い方は沢山あります。例えば、「sharp words」は「厳しい言葉」という意味になります。そして、「急な」という意味もあります。
例えば、「brake sharply」は「急ブレーキ」という意味になります。これら以外にも「はっきり見える・映る」という意味もあります。例えば、「sharp focus」(しっかりとが合ったピント)という表現があります。
まとめ:「sharp」の意味と使い方
まとめると、「sharp」は数多くの意味と使い方があります。実はこれはとても役に立つ単語なので、必ず覚えといたほうがよいと思います。
以下に今回のsharpは意味をまとめましたので下をご覧ください。
- 鋭い物
- 鋭い痛み
- 頭がよい(人)
- おしゃれ
- 厳しい(叱る時に使う言葉)
- 急な
- はっきり・しっかり
今回はsharpの意味と使い方を色々なバリエーションで紹介してみました。とにかく会話ではよく使う・出ている単語なので覚えておくと便利になると思います。
英語に関する質問がある方は、当サイトの英語ネイティブの教師が出来る限り詳しくお答え増します。
スポンサーリンク
当サイトの記事を書いてるネイティブのライターが制作から編集までを行った英語のニュアンスも完璧なメソッド系英会話教材「English Reboot」をご紹介します。
この教材は、日本の中学校で教えられている英会話において基礎になるベーシックな英語知識(文法)を”ゼロから頭脳にインストール”するというコンセプトの教材になっています。
当教材は合計で「12のセクション」で構成されています。中学校の1,2,3年生の時に学習した基礎英文法をステップバイステップでメソッドにより学んでいきます。
「English Reboot」は以下の学習ステップに沿って”英語を話す為の基礎知識”を固めていき、実際の英会話で使われている「文法パターン」を使い繰り返し「アウトプット訓練」を行っていきます。
英語の知識や英単語を沢山知っているが「いざ英会話となるとさっぱり話せなくなる」といった英語学習者の為にアウトプットとリスニングに重点をおいた英語教材になっています。
英語初心者の方でもお使い頂ける学習内容・レベルになっていますので、英語の勉強をゼロからやり直したい方、英語を話せるようになりたい方にはお勧めの学習メソッドです。