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「shout」とはオーストラリア英語でどんな意味? 

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オーストラリア人特有の英語表現「shout」の意味と使い方を徹底解説


カイリー
カイリー
皆さんこんにちは。オーストラリア人のカイリーです。今回の記事では、オーストラリア英語特有の表現・口語「shoutの意味と使い方」を紹介してみたいと思います。


shout(発音:シャウト)」という単語はオーストラリア英語だけではなく、他の英語圏のネイティブも普通に使う英単語です。「shout」は主に「叫ぶ」(動詞の場合)か「叫び声」という意味になります。

しかし、オーストラリア英語に限ってshoutは別の使い方があります。そこでこの記事では、オーストラリア人が使う「shout」の意味を紹介しながら、ネイティブのオージーが使うような例文を通して正しい使い方を紹介してみたいと思います。

それでは、オーストラリア英語で「shout」とはどういう意味になるのでしょうか? 





オージーがバーやパブで使う「shout」の意味と使い方


オージーがバーやパブで使う「shout」の意味と使い方
先ず最初に紹介するオーストラリア人が最もよく「shout」を使うシーンとしては「バー、パブの場面」が圧倒的に多いです。この「shout」は”名詞”でも”動詞”でも使われています。

オーストラリアのバーでは、イギリスのパブのようにカウンターで飲み物や食べ物を注文して、その場で支払いを済ませます。そのため、大人数でバー・パブで遊ぶ際には、みんな別々で注文して代金を支払う事が面倒ですし、混雑を起こす心配もありません。

毎回の注文は「団体の中の一人が代表して皆の飲み物を注文する」という方法をする事が一般的です。そのような際にバーカウンターに行く人が、「it’s my shout」というセリフを言います。この表現は「私の番だ」という意味になります。

つまり、「shout」はこの文脈で「みんなの飲み物をおごるよ」という意味になります。これは動詞として使っても、同じようなニュアンスを与えます。

もっとわかりやすく言うと、「飲み物を注文して支払ってくる」という意味になります。

動詞として使う際には、「to shout 人 a drink」というパターンで使う場合が多いです。それでは、例文を通して正しい使い方を覚えていきましょう!



オーストラリア人がバー・パブで使う「shout」の使い方 例文



A:Does anyone need a new drink? It’s my shout.
(飲み物をおかわりしたい人はいる? 俺がバーカウンターに行ってくるよ。)

B:Thanks, Dave. I’ll have another beer, thanks.
(ありがとうね、デイヴ。俺はもう一杯ビールにする。どうも。)



A:Whose shout is it? It must be yours, Mike.
(次に飲み物を注文しに行く人は誰? マイク、君の番だろう!)

B:It’s not mine. I bought the last ones!
(俺の番じゃないよ! 前の飲み物は俺が買ってきたよ!)



A:Let’s go to the pub, Johnno. I’ll shout you a drink.
(ねえ、ジョノー、パブに行こうよ。 飲み物おごってあげるよ。)

B:Ah, thanks mate!
(お、ありがとう!)



A:Oh no!  I forgot my wallet.
(やばい! 財布を忘れちゃった!)

B:Really? Don’t worry, I’ll shout you a beer.
(本当? 心配しないで。ビールをおごってあげるから。)






「おごる」や「借りる」という意味の「shout」の使い方


他の文脈で使う「shout」の意味と使い方は?
バーやパブで使う「shout」は一般的に「バーカウンターに行ってみんなの飲み物を買ってくる」という意味になりますが、他の文脈で使うと単純に「買ってあげる・おごる」という意味になります。そして、場合によって「貸す」という意味にもなります。

例えば、レストランやカフェで誰かが「it’s my shout」と言ったら、「その人が会計を支払ってくれる(おごる)」というニュアンスを与えます。

また、少額のお金を誰かに貸して欲しいという際には、「could you shout me $○○?」という表現を使います。その額が本当に少ない金額であれば、「返さなくていい」というニュアンスを与えます。

しかし、$5や$10といったような場合には「借りている」というニュアンスを与えますので、その借りたお金を返す必要があります。大体は文脈でニュアンスが分かるはずだと思います!





「おごる」という意味の shoutの使い方 例文



A:That was a great meal. How much do we need to pay each?
(食事は美味しかったね! 一人いくらになるかな?)

B:It’s ok, it’s your birthday today so it’s my shout.
(いいよ、今日はあなたの誕生日だから私はおごってあげるよ。)

A:Oh, thank you! You’re so kind!
(え?ありがとう!優しいね!)



A:Mum, I forgot to bring money with me. Can you shout me a coke?
(おかあさん、私はお金を持っていくの忘れちゃった。コーラを買ってくれる?)

B:No! It’s bad for your teeth! Have some water instead.
(だめだよ!コーラは歯に悪い。代わりに水を飲みなさい。)



A:Sorry, Pete. I left my wallet on my desk. Can you shout me a tenner? I’ll pay you back tomorrow.
(ごめんね、ピート。俺は財布を机の上に置いてきてしまったんだよ。$10貸してくれない? 明日返すから。)

B:Sure, mate. No worries.
(いいよ、大丈夫だよ。)



A:How did you buy that dress? I didn’t think you had any money?
(そのワンピースはどうやって買ったの? お金がないと思ったのに。)

B:My friend shouted me $40. I’m paying her back next week.
(友達が$40貸してくれたのよ。 来週お金を返す予定だよ。)






まとめ:オーストラリア英語の「shout」について


まとめると、オーストラリア人が使う「shout」という名詞・動詞は主にパブやバーにいる際に使われますが、実はどのシーンでも使えます。

意味は一般的に「誰かの為にモノを買ってあげる」という意味になります。しかし、場合によって「お金を貸す」というニュアンスにもなります。

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