slayの意味と使い方とは? スラングの意味は違う?

slayの意味と使い方とは? スラングの意味は違う?
目次

スラングとしても使える slayの意味と使い方を徹底解説

ダン
皆さんこんにちはダンです。今回の記事では、ネイティブが日常的によく使うスラング「slayの意味と使い方」についてお話してみたいと思います。

実はこの「slay」という単語は特に新しい単語ではありませんが、最近になって海外のSNSやポップ音楽の歌詞でよく使われるようになってきましたので、スラングとしての意味と使い方を紹介してみたいと思います。

「slay」は他の英語スラングと同じように「スラングではない意味と使い方」もあります。ですから、スラングの意味と使い方を紹介する前に元々の意味と使い方を紹介したいと思います。それでは、slayという単語は元々どういった意味なのでしょうか?

slayの元の意味は「殺す」という意味

slayの元の意味は「殺す」という意味

実は「slay」という単語は元々は「人・動物を殺す」という意味になります。しかし、これはかなり激しい言い方になります。そして「猛烈に殺す」というニュアンスを与える単語になります。その為、この単語はこの文脈で日常会話では当然あまり使われません。

例えば、小説や昔話で使うような書き言葉といった単語になります。例えば、「ドラゴンを殺す」といった文脈で使う際には「slay the dragon」という表現を使いますが、現在、例えばある殺人事件について話す際には「slay」という動詞は使いません。

基本的に「slay」はかなり激しいニュアンスを与える単語なので、一般の会話で使うと少し暴力的すぎてしまう言い方になってしまいます。

そして「slay」の発音は「スレイ」です。過去形は「slew」(発音:スルー)で、過去分詞は「slain」(発音:スレイン)になります。それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。

「殺す」という意味のslayの使い方 例文

The dragon was slain by St. George.
(ドラゴンは聖ジョージによって殺されました。)※聖ジョージはキリスト教の殉教者でした。

He is going to slay the dangerous crocodile.
(彼は危ないワニを殺す予定です。)

The lion was slain by the hunter.
(ラインは狩人によって殺されました。)

「感心させる・笑わせる」という意味のslayのスラングの使い方

「感心させる・笑わせる」という意味のslayのスラングの使い方

次は「slay」のスラングの使い方を紹介したいと思います。スラングとして使うと色々な意味がありますが、最もよく使われている意味は「人を感心させる・笑わせる」という意味になります。このスラングはポジティブなニュアンスを与えます。

例えば、会話相手に対して使うと誉め言葉になります。例えば、「you slay me!」は「あなたは面白すぎ!」といった使い方をします。つまり、これは「あなたは私をユーモアで殺した!」(そのくらい面白い)というニュアンスを与えるスラングです。

アメリカ英語のスラングでは「slay」の過去形は「slew」ではなく「slayed」になります。この表現はフォーマルなライティングで使われていませんが、日常会話やSNSなどで目にする事が多いと思います。それでは、実際のネイティブの使い方を例文でみてみましょう。

「感心させる・笑わせる」という意味の slayの使い方 例文

Mike is so funny! He slays me with his jokes!
(マイクはとても面白い!彼はいつもジョークでめっちゃ笑わせる!)

He is slaying it today!
(彼は今日特に面白いね!)

You slay me!
(あなたは私をいつも笑わせるね!)

「何かを上手にする」という意味の slayの使い方

「何かを上手にする」という意味の slayの使い方

もう一つの「slay」の意味として「何かを上手にする」という使い方があります。例えば、何かの「パフォーマンスを上手に行う」という人について話す際には「slay」というスラングを使うことができます。

そして、女性が特に「綺麗な洋服を着て綺麗にメイクをする」といった際には「slay」というスラングを使うことができます。つまり、「to slay ~」という表現は「~が成功する」というニュアンスを与えます。それでは、実際の使い方を例文で確認してみましょう。

「何かを上手にする」という意味の「slay」の使い方 例文

You are slaying that outfit!
(あなたはそのコーデにとても似合うわよ!)

I slayed my presentation at work today.
(私は今日仕事のプレゼンテーションをとてもうまくやったよ。)

Her performance is amazing! She’s slaying it!
(彼女のパフォーマンスは素晴らしい!とても成功しているね!)

他のslayに関連するスラングの意味と使い方

他のslayに関連するスラングの意味と使い方を紹介

先程は「slayの動詞の使い方」をメインに紹介してきましたが、「slay」というスラングは色々な表現とフレーズに入っています。そこで次はslayのよく使われる表現を紹介したいと思います。

slay queenの意味と使い方

この表現は「スタイリッシュでセクシーな成功した女性」という意味の表現をする際に使います。

Beyonce is a slay queen.(ビヨンセはとてもセクシーで成功している女性です。)

eat pray slayの意味と使い方

この表現は「Eat Pray Love」という本のタイトルの言葉遊びです。「eat pray slay」は「成功している人の生き方」を表す表現です。つまり、「食べる・祈る・成功する」という意味になり表現です。

Today I’m going to eat, pray, slay. (私は今日食べて、祈って、成功するつもりです。)

slay all dayの意味と使い方

この表現は上記の「eat pray slay」と同じような意味になります。つまり、「一日中成功する!」という意味になるスローガンになります。これはよくSNSで使われる表現です。

I slay all day! (私は一日中成功している!)

you slayの意味と使い方

この誉め言葉は単純に「あなたはすごいよ」という意味になります。

You passed your exam with 100%? You slay! (試験に100%を取ったの?あなたすごいね!)

rise and slayの意味と使い方

「rise」は「起きる・目を覚ます」という意味になります。ですので、この表現は「朝起きてすぐ成功する」という意味になるスラングです。

A: What are you going to do tomorrow? (あなたは明日何をするの?)

B: I’m gonna rise and slay! (私は明日起きて成功するよ!)

まとめ:「slay」の意味と使い方について

まとめると、「slay」という動詞は元々「激しく殺す」という意味になりますが、スラングとして使うと「感心させる・笑わせる」や「何かを上手にする・成功する」という意味になります。

このスラングは日常会話だけではなく、ポップ音楽の歌詞やSNSで非常によく使われていますので、意味と使い方を覚えておくと役に立つと思います。

他にも英語のスラングに興味がある方、もっとこんな表現やネイティブっぽい表現を知りたい!という方は、是非当サイトのネイティブにご連絡くださいね。

slayの意味と使い方とは? スラングの意味は違う?

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェアよろしくお願いします。
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

スピーキング力アップにお勧めのメソッド教材

当サイトの記事を書いてるネイティブのライターが制作から編集までを行った英語のニュアンスも完璧なメソッド系英会話教材「English Reboot」をご紹介します。

この教材は、日本の中学校で教えられている英会話において基礎になるベーシックな英語知識(文法)を”ゼロから頭脳にインストール”するというコンセプトの教材になっています。

当教材は合計で「12のセクション」で構成されています。中学校の1,2,3年生の時に学習した基礎英文法をステップバイステップでメソッドにより学んでいきます。

「English Reboot」は以下の学習ステップに沿って”英語を話す為の基礎知識”を固めていき、実際の英会話で使われている「文法パターン」を使い繰り返し「アウトプット訓練」を行っていきます。

STEP1:リスニング
STEP2:リピーティング
STEP3:シャドーイング
STEP4:プラクティス
STEP5:ディクテーション

英語の知識や英単語を沢山知っているが「いざ英会話となるとさっぱり話せなくなる」といった英語学習者の為にアウトプットとリスニングに重点をおいた英語教材になっています。

英語初心者の方でもお使い頂ける学習内容・レベルになっていますので、英語の勉強をゼロからやり直したい方、英語を話せるようになりたい方にはお勧めの学習メソッドです。

英語を話す事に特化した教材 English Reboot(イングリッシュリブート)

スポンサーリンク

目次